気をつけているのに、なぜか太る!? 太る人の食事パターン5つ
ダイエットの成功に大きく関わる食事。カロリーを気にしていても「太りやすい!」と思っている人には、気付かないうちに陥ってしまっている共通の傾向があるようです。そこで今回はあなたを知らないうちに太らせる食事のパターンをご紹介します。
朝食<昼食<夕食
準備や食べることに最も時間をとりやすい夕食は、一日の中でも豪華になってしまいがち。しかし、その後身体を動かすこともない夜にたくさんカロリーを摂ってしまえば、脂肪として身体に溜め込まれてしまいます。特に夜10時~午前2時頃は、脂肪が身体につきやすいNGタイム! 脂肪を溜め込むための酵素を増やす働きがあるタンパク質“BMAL1(ビーマルワン)”。その分泌のピークである10時~2時に摂る食事はまさに“脂肪の元”。夕食は量を少なめにし、10時までに済ませるのが理想的です。
テレビをつけっぱなし
食事中にテレビを見ながらぼ~っ。携帯を触りながらパクパク。そんな習慣のある人多いのでは? テレビや携帯、雑誌を触りながらの食事では、脳が出す“満腹サイン”を見逃してしまいがち。食事の内容に満足できず、ついつい食べ過ぎてしまいます。あるドクターのお話によれば、「食べていないのに太る」なんて悩みを抱える乙女の大半は、1日の食事内容をしっかりメモしてもらうと「あ……私けっこう食べてました……」なんて気付くことが多いようです。無意識のうちに口に食べ物を運ばないよう、食事の際には自分の食べている物にしっかり意識を向けましょう。
早食い
1度の食事が20分以内に終わってしまう人は要注意! 脳から“お腹いっぱい”サインが出るのは、食事を始めて約20分後からです。また、早食いの人のほとんどは、食事を十分噛むことなく飲み込んでしまっています。“噛む”という行為も脳の満腹中枢を刺激する大切な行為。たくさん噛むことで代謝のUPにもつながります。目標は一口につき30回! 食事はじっくり味わいながら、よく噛んでいただきましょう。
炭水化物×炭水化物
ラーメンにチャーハン、ハンバーガーにポテトなんてセットを選んでいませんか? 主食とおかずに見えますが、これらは主に炭水化物×炭水化物。炭水化物は急激に血糖値をあげることで脂肪をつきやすくし、その後急激に下がることで更なる空腹感を招いてしまいます。もちろん、炭水化物はエネルギーに代わりやすい性質を持っているので、疲労回復等には効果大。完全にカットしてしまうのはNGですが、タンパク質や食物繊維等もしっかり摂るよう食事の内容に気をつけて下さいね。
極端な食事制限
ダイエットに夢中になるあまり、極端に食事の内容や量を制限してしまうのは逆効果! ダイエットを始めた頃はなんとなく体重が落ちても、続けるうちにとっても痩せにくい身体になってしまいます。極端な食事制限では痩せるために必要な栄養素まで枯渇状態。代謝や消化の能力が落ちてしまい、身体は完全に省エネ運転モードに。つまり少し食べただけで太るのに、体脂肪は落ちにくい残念な身体へと変化してしまいます。美しい身体を目指すなら、ストイックに短期集中するよりも長期戦でがんばりましょう。