“どうしても今すぐ甘いものを食べたい”という欲求に打ち克つためのヒント
疲れたときや、ちょっと休憩を入れたいとき、「どうしても今すぐ甘いものを食べたーい!!」という強い誘惑に駆られることがよくあると思います。でも、美容やダイエットのことを考えると甘いものは天敵、また砂糖には中毒性もあるので甘いものを食べれば食べるほど、もっと食べたくなるという悪循環に陥りやすいことにも注意が必要です。
現代人の食生活はただでさえ高カロリー気味、そして過度な糖分摂取が健康にも大きな影響を及ぼしていることを考えると、私たちはもっと甘いものを食べることに慎重になったほうが良さそうです。そこで今回は、“甘いものを食べたい”という欲求に打ち克つためのヒントについてまとめてみました。
ヒント1:毎日栄養バランスのとれた食事をする
食事のごとに栄養バランスのとれたものを食べていれば、無性に“甘いものが食べたい”という強い欲求もそんなには生まれません。食事のなかで栄養がきちんととれていれば、体は余分な糖分を欲しないのです。ですから、タンパク質、炭水化物、脂肪、そして各種ビタミン類やミネラル、そうした栄養素をバランスよく摂れる食事をすること、そして食事の間隔もあまり空けすぎず、かなり空腹な状態になるのを避けるべきです。そして1日3食というリズムではお腹が空いてしまうと言う場合は、少なめの食事を5,6回に分けてというようにしてもよいでしょう。
ヒント2:健康的なスナックを常時手元に置いておく
小腹が空いたなと思ったときに、チョコレートバーに手を伸ばすか、あるいはチーズとクラッカーに手を伸ばすか、その違いは大きいものです。誰だって急にお腹が空くことはあるのだから、そんな時に備えて健康的なスナックをいつでも手元に置いておけば甘いものへの誘惑にも勝てます。具体的にはタンパク質を含むチーズやヨーグルト、季節のフルーツやナッツ、オートミールなどがおすすめです。
ヒント3:甘いものが食べたくなったら、野菜ジュースやフルーツジュースを飲む
野菜やフルーツから絞ったジュースなら、栄養素もあるほか程よい甘みもあるので、甘いものが食べたくなったときの代わりとして、欲求を満たすことができるでしょう。また野菜やフルーツをたくさん使ったスムージーも食欲をしっかり抑えてくれる優秀アイテムといえます。
ほかにも甘いものが食べたくなったとき、15分ほど散歩して気持ちを紛らわしたり、水やハーブティーなどを飲んで空腹感を抑えることもできます。そもそも私たちの“甘いものが今すぐどうしても食べたい!”というのは、実際の空腹感より、精神的飢餓感つまり“エモーショナル・イーティング”であることが圧倒的に多いのです。ですから、きちんとした食生活を守り、健康的なスナックを用意していれば、そんな欲求を抑えることは決して難しくないはずです。