ダイエット中の人必見! 太るお酒と太りにくいお酒、上手なお酒との付き合い方
ダイエット中、「我慢」はつきもの。しかし、あれもこれも我慢しているとそれがやがてストレスとなってしまうことも。何事も長続きさせるためには「ほどほど」に行うことも大切なのではないでしょうか。
ダイエット中は飲酒を控えることも大切ですが、週末だけなど決まりを設けて楽しむことも1つかと思います。そこで今回は、太るお酒と太りにくいお酒、上手なお酒との付き合い方についてお話ししたいと思います。
太るお酒
糖質の多いお酒を多量に飲むことは体重増加に繋がる恐れがあります。注意しましょう。
では、糖質の多いお酒にはどのようなものがあるのでしょうか。まずはビール。大ジョッキ1杯分には約25gもの糖質が含まれていると言われています。これは6枚切りの食パン1枚分の糖質に相当します。そこで、ビールは乾杯の1杯に留め、できればジョッキではなく小さめのグラスで飲むことをおすすめします。
この他、果物も糖質が高いためサワーや果実酒なども糖質が多いお酒です。この他、日本酒、紹興酒、シャンパン、糖分の多いカクテルなども糖質の多いお酒と言われています。その摂取量にはくれぐれも注意しましょう。
太りにくいお酒
それでは、反対に太りにくいお酒にはどのようなものがあるのでしょうか。
糖質がゼロ、もしくはほぼゼロに近いお酒といえば、焼酎、ブランデー、ウォッカ、ウィスキー、ジンなど。ただし、これらのお酒を飲むときには水、氷、炭酸水など糖質が入っていないもので割るようにすることが大切です。
この他、糖質の少ないお酒として赤ワインをあげることができます。赤ワインは食物繊維が豊富なうえ、ボトルの底に溜まっている澱が果糖の吸収を邪魔して血糖値の上昇を防ぐと言われています。
ただし、いずれのお酒も飲み過ぎには注意! 2~3杯程度に留めることが大切です。多量に飲酒することはインスリンを大量に分泌させることとなり、若返りのホルモンである成長ホルモンの分泌を阻害する恐れがあります。注意しましょう。
上手なお酒との付き合い方
ここまでのお話しで、太るお酒、太りにくいお酒についてご理解いただけたかと思います。さらにダイエットのためには飲み方にも注意が必要となります。
例えば、乾杯のビールは小さなコップ1杯程度に留め、2杯目から太りにくいお酒にシフトすること。また、全体の飲酒をコップ2~3杯程度に留めることが大切です。
また、空腹状態でビールなどの糖質の高いお酒を飲むと急激な血糖値の上昇をまねく恐れがあります。したがって、おつまみやサラダを食べながら飲酒するよう心掛けることが大切です。
このほか、飲酒は就寝の約3時間前までに終えるようにすることが大切です。お酒には利尿作用があるものもあるので、中途覚醒を促す恐れがあります。成長ホルモンの分泌がある睡眠中に目が覚めないよう心掛けましょう。
以上のことを参考にしていただき、時にはお酒でリフレッシュしながら長期的にダイエットに励まれてはいかがでしょうか。