甘いものが止められない? 意志が弱いわけじゃないよ!
どうしても止められなくて、ついついチョコレート、ケーキ、アイスなど甘いものを食べてしまう人。ダイエットしていないならいいかもしれませんが、実際太るのは気になりますよね。しかもダイエット中だと余計に甘いものの事を考えてしまい、ついつい手が伸びてしまうことも。余計にストレスになって、ちょっとなら甘いものを取り入れてダイエットに励んでいる人もいるかもしれませんね。
女性の太る原因はほぼ甘いものが原因
男性と比較して太りやすい女性は、ほとんどの人が甘いものを食べて太ってしまいます。揚げ物など油っぽい食事をしていても、男性のようにたくさんは食べられないので、そこまで太る心配もいりません。しかし、甘いものならいくらでも食べれちゃう女性にとって、チョコレートやケーキは揚げ物以上に太りやすい存在です。チョコレートもケーキももちろん油もたっぷり。そこに甘味料が入ることで、炭水化物と油により、余計太りやすい体質になります。しかもこの組み合わせ、より脳に刺激を与えてもっと欲しい! と思わせてしまうんです。
甘いものは炭水化物です
神話、とも言われているカロリー計算。甘いものが止められないからと、ごはんの代わりにおやつのような食事をしていては意味がありません。一食同じカロリー分を甘いおやつなどに変えて食事をしているとどんどん偏食になり、余計に太りやすい体質に変えてしまいます。また甘いものばかりの生活は、体や脳を麻痺させてしまいますよ。炭水化物ダイエットが有名ですが、多少は炭水化物が必要だと物議を呼びましたよね。しかし、甘いものはOKという女性も中にはちらほら。甘いものは90%以上が炭水化物です。食事をおやつに変えるというのは、炭水化物中心の食事になります。
間違えたダイエットのせいで偏食に
そんな甘いもの生活を送っていては、いきなり甘いものを止めるなんて無理ですよね。ダイエットだからとがんばって止めようとしても、どうしても食べたい気持ちは収まりません。しかし、それは意志が弱いからではありません。すでにカロリー神話に騙されたダイエット法を行っていることで、偏食になってしまっているのかも。色々な食材を食べることで体に栄養を与えるはずが、甘いもの生活を送ってきた体は栄養が不足し、内臓や脳の働きを低下させ、食欲のコントロールが不可能になってしまいます。そうなると、甘いものばかり食べていた身体は、甘いものをいくら食べても満足できない状態にまで発展し、本当に偏食になってしまいます。
体質のせいにしない!
太りやすい体質だからと、陰で甘いものを食べていませんか? 止められないと分かっていながらも、どこか違う理由を作って逃げている場合も。もちろん意志の力で甘いものを止められるのは難しいので、しっかり自分と向き合いましょう。甘いものを食べ続けているのは、依存によるものです。まずは偏食を直すことから始めて、食事はしっかり食べて、それでも甘いものが食べたいなら間食をする、という風に決める方法が一番です。ちょっとずつでも甘いものを止められるように、食生活をキチンとしていきましょう。