今から冬に備えて夏に行っておきたいリバウンド対策
夏は誰もが食欲が落ち、ちょっと体重も減りますよね。このまま食欲も抑えられればいいかもしれません。しかし実際は、いきなり減らした食事量を挽回しようと、冬になると栄養をたくさん摂ろうと食欲がわいてきます。そんな経験したことはありませんか? だれもが経験する、寒い時期の食欲旺盛な時期の対策は、今の暑い時期から行っておきましょう。
汗がたくさん出ることによる栄養不足
夏はいっぱい汗をかきますよね。涼しい部屋から暑い外へ出た瞬間、余計に汗が流れやすくなります。汗は水分と塩分だけではなく、体内で吸収された大事なミネラルも流しだしてしまいます。ミネラルには亜鉛やマグネシウム、鉄分などといった、体を作るのに大事な成分がたくさんあります。それらが汗とともに流れ出てしまうので、体からはミネラルが必要以上に抜け出し、ミネラル不足に陥ります。夏の食欲不振からミネラルを取らずにいると、余計に栄養が足りなくなり、体質が変わりやすく、さらに元気もなくなってきてしまいます。
ミネラルバランスを整えて冬支度
夏の今の時期でも、冬支度をしておきましょう。ミネラルバランスを整えておくと、体に栄養がしっかりとある状態が続き、体が飢餓感を覚えることなく冬を迎えられます。ミネラルが不足した状態の体で冬を迎えてしまうと、食欲が増えてきたころに、もっともっとと体が栄養をほしがり、夏を迎える前の頃よりも食欲旺盛になっている事もあります。そうならないためにも、夏の時期こそしっかりとミネラルを摂って、栄養バランスを整えておきましょう。
生野菜でミネラルが摂れるか?
ミネラルというと野菜のイメージがありますよね。夏野菜はたくさんあり、ミネラルも豊富そうですが、夏野菜が持つミネラルのほとんどはカリウムや食物繊維ばかりです。そのほかのミネラルももちろん入っていますが、カリウムや食物繊維は、体からいろいろなものを排出していく効果があるので、あまり取りすぎても意味がありません。また夏野菜の特徴は、体を冷やす機能があるので、内蔵機能を低下させてしまう恐れもあり、食べすぎに注意です。その他の野菜も、生の状態は細胞壁が硬すぎて生で食べてもほとんどは食物繊維しか取れず、そのため、生野菜の場合、ミネラルはほとんど吸収ができないといわれています。
ミネラルが含まれる食べ物
野菜は煮たり炒めたりすると、ミネラルが失われやすいですが、その分多くの量を食べられるので問題ありません。また、ミネラルは野菜ばかりではありません。海藻類や魚、肉などにもたくさん含まれているし、日本人なら誰もが食べる納豆や豆腐にもしっかりと含まれています。夏に食べやすいな、と思える海藻類や豆腐でサラダにしたり、ちょっと元気をつけるために納豆とご飯を炒めたチャーハンなんかも、食べやすいのではないでしょうか? 冬に備えて、リバウンドしないように、夏からミネラル補給で栄養バランスを整えておきましょう!