暑い時期なのになかなか痩せない? 低体温が原因かも?
だんだんと暑い季節になって周りの子はみんな痩せてきているのに、自分だけなかなかダイエットがうまくいっていない、なんて人は、もしかしたら低体温が原因かもしれません。低体温かも? と思った人はぜひ、セルフチェックをしてみてください。
低体温を疑ってみる
低体温になってくると寒さを感じる人もいれば、本人は暑いのに体を触ると冷たい、という人もいます。そのため低体温の人は、ただの冷え性と思い込んだり、体温が低い事に気づかない人も多いようです。さらに夏でも夜寝ているとだんだん体温が下がり、トイレで目が覚める人や、朝、体が冷えて目が覚める人もいます。
まずは脂肪が多い二の腕や、腰、お尻を触ってみて、ヒヤリと冷たかったら低体温かもしれません。でもまずは体温を測ってみましょう。平熱を測るタイミングは朝起きてベッドの中で、そして昼、夜、寝る前の4回に分けて測ると、平均した基準の体温がわかってきます。基本は朝は低め、夜は高めですが、朝起きた時に35度台なら要注意です。本来日本人の体温は36度から37度の間を日で行ったり来たりしますが、基本は36.6度くらいです。起きて活動しだすと37度くらいになるのも普通です。そのため朝起きたときに、平均の1度も低い体温は、かなりの低体温です。
低体温になると痩せない理由
体は熱を燃やすために、脂肪が燃えていきますが、普段から低体温で体が冷えていれば、人よりも熱が起こしにくくなります。また体の熱が上がりにくいため、基礎代謝も悪い状態です。そのため、いくらダイエットのために運動をがんばっても体内で熱が燃えにくく、さらに食事制限をすると余計にエネルギーがなくなり、代謝もさらに悪くなってしまいます。結果、痩せにくい体になります。人によってはいくら筋肉をつけたり運動をしても、低体温のため代謝が悪く、脂肪がなかなか落ちない、体が温まらないという人もいるので、まずは体温を上げる努力をしてみましょう。
体温を上げるには?
体温が低い人は、生活スタイルに注目してみてください。ストレスや運動不足、栄養の偏りにより、すでに低体温になってしまった人は、今から一生懸命運動したり、栄養をとっても、なかなか効果がないかもしれません。基本はストレス軽減にリラックスする、定期的な運動、バランスのいい食事ですが、それ以外にプラスで内臓を健康にすることを心がけてみてください。体温は体の内側から熱を発散させていくものです。内臓機能を高めることで、体が温まってきます。夏に冷たいものを摂取しがちですが、冷たいものは内臓機能を弱めるので、冷たいものは取らないように気をつけましょう。夏でもなるべく暖かい飲み物や食べ物を摂取して、胃や腸を冷やさないように、夜もおなかが冷えないように気をつけてください。