夏に向けてダイエット! 今さら聞けないエクササイズのQ&A~後編
薄着の季節に向けて、心機一転! きゅっと引き締まったボディを目指してエクササイズを始めてみようかな~なんて乙女も多いのではないでしょうか? でも、運動なんてしばらくしてないし、始める前から疑問がいっぱい!? そこで今回は、エクササイズを始める人が抱きがちな4つの疑問にお答えします。
▽ 前回はこちら
「ジョギングを始めたけど、みんなみたいに速く走れない……歩いているのと変わらないくらいのスピードだけど、カロリーは消費できてる?」
あなたが動いている限り、カロリーはちゃんと消費されています。もちろん、スピードが上がれば上がるほどカロリー消費は大きくなりますが、その分疲れて走る距離が短くなってしまうようなら、スピードを遅く/距離を長くする方がダイエットには効果的。ウォーキング<ジョギング<ランニングの順に消費カロリーが大きくなって行きますが、疲れてしまって走り続けることができない……なんて人は、無理せず自分のペースでできるだけ長い距離を走った方が脂肪燃焼には効果的です。
「ランニングするとおっぱい垂れちゃう?」
それは着るもの次第!? おっぱいを支えているのは、おっぱいの上側についている“クーパー靭帯”と呼ばれるゴムのような組織。悲しいことに、この靭帯は刺激や損傷で簡単に伸びてしまい、しかも一度伸びてしまうと元には戻りません。スポーツをするときにしっかり支えてあげないと、この靭帯が伸びておっぱいも悲しい結末に……。ジョギングやランニングなど上下に動くような運動をする時には、いつものブラよりもしっかりと胸をホールドしてくれるスポーツブラを使いましょう。
「昨日のワークアウトで筋肉痛…今日はお休みでいいよね?」
筋肉痛には2種類あるようです。ジムで負荷をかけて行うワークアウトの後の筋肉痛は、休んだ方がベター。筋肉の修復を促した方が速く筋肉をつけることができると言われています。筋肉の回復には48~72時間程度必要と言われているので、強い痛みがひくまでは2~3日お休みしましょう。筋肉痛を感じない部位のワークアウトに切り替えてもOKです。
ジョギングなど全身を動かす有酸素運動による筋肉痛は、お休みする必要はないと言われています。有酸素運動で使われる筋肉の回復に必要な時間は24時間程度。一晩寝れば筋肉は十分休まっているはず。もちろん走りすぎ、歩きすぎなどで熱を持って炎症を起こしている場合は、痛みが収まるまで無理をせずお休みするようにしてくださいね。
「体が硬すぎて、ヨガについていけない…」
誰にでも初めはあるもの。体が硬くてうまくポーズがきめられなくても、慣れれば徐々に体は柔らかくなっていきます。もちろん、インストラクターのように体が柔らかくなくても、ヨガを行うことで得られるメリットには変わりはありません。インストラクターがしっかりポーズを教えてくれるビギナーのクラスを選んだり、少人数のクラスを選ぶのがいいかもしれません。どうしてもみんなの前では恥ずかしい! という方はYouTubeやDVDを見ながらお家でスタートしてみては?
無理せず自分のペースでエクササイズが続けられるといいですね。