楽しくやせたい! 今の季節にちょうどいい、自転車ダイエット
外出するのに気持ちのよいこの季節にピッタリの「自転車ダイエット」をご存知でしょうか? ムリな食事制限やキツい運動なしに、日常の移動で気軽に楽しくやせるコツをご紹介します。
自転車移動を意識的にふやす
「近所に買い物に行くときだけ」という人から「通勤で乗ってます」という人まで、自転車に触れる機会・頻度はさまざまだと思います。ただ気候のよいこの時期は、ぜひ積極的に自転車に乗るよう、意識して心がけてみましょう。1駅、2駅隣の町に行って帰ってくる、なんて予定のときは、ぜひ自転車で出かけてください。スマホの自転車の地図アプリを使えば、どんな場所でも迷わずナビゲーションしてくれます。思いのほか、「電車で行くより実は早かった」なんてこともよくあることです。
自転車移動で痩せるコツ
自転車の運転で痩せるには、乗り方にちょっとしたコツがあります。漕ぎ方を間違えると、筋肉がついて逆に太くなってしまうこともあるので、以下のポイントに注意して乗りましょう。
つま先をペダルで漕ぐ
ペダルに足を置く位置によって、使う筋肉は変わってきます。ペダルを足にぺったりつけるのではなく、つまさきで漕ぐようにすると、ふぐらはぎの筋肉が使われて引き締め効果が高まります。
ギアは一番軽く
自転車ダイエットの一番のポイントは、深い呼吸で酵素を体内に取り込むことにより脂肪が燃焼される、有酸素運動をすることです。しかしギアを重くすると呼吸が荒くなり、無酸素運動により筋肉がついてかえって足が太くなり体重が増えてしまいます。まったくの逆効果になることもありますのでご注意を。
サドルは高めで
全身の筋肉を効果的に使うには、サドルはすこし高めに設定してください。自転車にまたがり足をついた時につま先立ちでも不安定にならないくらい、気持ちちょっと高いな、と感じる位置がベストです。
1日20分以上、週3回
有酸素運動は、20分以上の運動でようやく脂肪が燃焼されます。そのため距離にして3~4kmを続けて走行する必要があります。すこし遠いけど安いスーパーに買い物に行ってみる、ランニングと割り切って目的地を設定して走行する、など自分にあった方法で週3回を習慣化してみましょう。
サンデーライダーの自転車ダイエット
そうは言っても、毎日遅くまで働いたり、飲みに行ったりで忙しく、平日に自転車なんてとてもじゃないけどムリ! という女子のために、週末のみライディングする女子のためのダイエット方法もご紹介します。
サークル活動で楽しく続ける
いくらダイエットとはいえ、貴重な週末にひとりで自転車を乗り回して休みが終わる、なんていうのもやや味気ない気もします。いまや、社会人のサイクリングサークル・自転車同好会は、ネットで検索すると数多くあります。みんなで集まって楽しく乗るのが、継続のコツです。また、ふだんと違う人と接する機会は、思いもよらない出会いも生んでくれるものです。
長距離走行を心がける
週末だけのライディングとなると、やはり定期的に走るより効果は落ちるもの。10kmで200~300km消費すると言われていますので、1回の走行でそのくらいは消費を稼ぎたいところ。せっかくの休日ですので、すこし遠くへ出て観光して景色を楽しんだり、ちょっと話題の美味しいお店を訪れるなど、平日ではできない過ごし方をお勧めします。
露出の多い夏にそなえ、今こそコツコツと美しいボディラインをつくるよう心がけましょう!