実は多くの人がかかってる…、“エモーショナル・イーティング”(ストレス食べ)をどう防ぐ?
自覚はなくても“エモーショナル・イーティング”になってるかも?
英語圏でかなり浸透してきている“エモーショナル・イーティング”という習慣。要はストレスによる食べ過ぎという意味ですが、現代人の多くが実は知らないうちにこの罠にはまっているといいます。過食症や拒食症というのはその極端な例ですが、そこまでいかなくても、知らず知らずのうちに“エモーショナル・イーティング”をしていることが……。
たとえば、忙しいときやストレスのたまっているときほど、“自分ご褒美”と称して、お菓子やスイーツを好きなだけ食べたり、家族や同僚が食べているのを見て、ついつい自分も食べ物に手が伸びてしまったり……。お腹が特に空いているわけでなくても、食べものに手が伸びて、食べ続けてしまう……、そんな経験はありませんか?
ストレスを食べ物で解消しようとするとどうなる?
甘いもの、たとえばチョコレートなどには幸福感を誘発するエンドルフィンというホルモンを高めたり、短時間に“快感”を覚えるよう体に作用するなど、てっとり早くストレス、不安感、倦怠感を解消する作用があります。ですから、私たちの多くが精神的に満たされない思いを、甘いものやジャンクフードを食べて解消しようという気持ちになるのはある意味当然のこと。
でも、甘いものやジャンクフードなど刺激の強いものは、ついつい手が止まらず、食べ過ぎてしまう、ここが気をつけなければいけないところなのです。
“エモーショナル・イーティング”を防ぐにはどうすればいい?
「食べ過ぎている」という自覚なしに、気持ちの赴くままだらだら食べ続けるのがもっともキケン!そうならないように、以下の方法を試してみましょう。
フードダイアリー
食事日記をつけて、自分の食事パターンを分析。いつ、どんなシチュエーションで、必要もないのに食べてるか、見えてきます。
“食べる”以外のリラックス方法を見つける
・キャンドルライトをつけながら、ゆっくりお風呂に使って全身をリラックスさせる。
・小腹が空いたと感じたときこそ、散歩やジョギングに出てみる。体を動かすと、かえって不要な食欲は感じなくなります。
極端な食事制限にはしない
「甘いもの、ジャンクフード厳禁、口にするのは、野菜、果物、と水だけ」なんていうのはかえってストレスの元に……。それよりも植物繊維やタンパク質をたくさん含む食材を摂るようにする。
ストレスを感じたら、とにかく友だちと話す、話す
女子にとって最高のストレス解消はやっぱり“おしゃべり”。スナックに手を伸ばすより、人と会話して気持ちを発散させましょう。