ダイエットの天敵? 睡眠不足が招く4つの症状

2013.10.12

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「寝ないと痩せると思うけど?」という人もいると思います。眠っている間は活動がないぶん、基礎代謝のみの消費になるので、消費カロリーの点だけで言うと、起きている方がたくさん消費されるので痩せることもありえます。でも睡眠不足は思った以上に体の中のリズムを乱しています。食べている訳ではないのになんだか太ってきた…と言う人は、当てはまる症状があるかも?

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食べても食べた気がしない

睡眠不足はホルモン分泌も乱します。食欲を司る「グレリン」・「レプチン」の分泌が乱れます。食欲を増進する「グレリン」がたくさん分泌され、食欲を抑える「レプチン」の分泌が減るので、食べても満足感がなく、食欲のタガが外れた状態に。睡眠不足が続くと、食べても食べた気がせず、知らない間にビックリするほどの量を食べていることも。

気づくと何か食べている

寝不足のときはなんだかお腹がすいたり、食べても満足感がなく過食気味になり、甘いものが無性に欲しくなることも。睡眠不足は「生命の危機」とも言える状態。体にとっては危機的状況なので、飢餓状態に近い状態になります。生命の危機に備えて、脂肪を蓄えようとするメカニズムが働いてしまうのです。仕事をしながら気がついたらチョコを一箱あけていたり、甘いコーヒーを一日に何杯も飲んだりと、絶えず何か口に入れてしまいがちです。

味がよくわからない

睡眠不足は、味覚にも影響します。睡眠が足りないという欲求と、味の欲求は密接にリンクしているのだそう。つまりリンクしているために、睡眠が足りないという欲求が、味が薄い、足りないという欲求と混同してしまい、味がよくわからなくなってしまうのだとか。味が濃いものを好むようになると、それだけでカロリーオーバーしますし、ご飯などの主食の量が増える原因にもなります。お酒もすすんでしまいがちです。

ジャンクフードが食べたくなる

「睡眠状態の脳は、脂肪の多い食べ物を欲しがる傾向にある」とも言われます。寝不足になった人は、あまり朝食をとらず、タンパク質や脂肪の多い食事、お菓子を食べたくなるようになるそう。確かに、寝不足のときは和食が美味しく感じられなくなり、こってりしたラーメンやケーキが食べたくなったりしますよね。

このように怖い症状を招くのが睡眠不足。しかし、十分に眠れば体重コントロールも上手く行き始めます。十分な睡眠を取れば、2日ほどで食欲に関わるホルモンや味覚は正常に戻るようです。寝苦しい日が少なくなったこの時期、睡眠ダイエットにトライするのもいいかもしれませんね。

2013.10.12

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記事を書いたのはこの人

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Written by 中野亜希

東京在住のフリーライター。 音楽・読書・写真・わんこ・お酒が好き。 ツイッター:@752019