脂肪を燃えやすくするために覚えておきたいマッサージのコツ
オールシーズン気になる脂肪。ウォーキングをしたり、ジムへ通ったりと、意識して運動をしているのに、なかなか変化が見られないとお悩みの人も少なくないのでは?そんな人は脂肪が固くなっている可能性があります。
硬くなってしまった脂肪はどうする?
まず脂肪はやわらかくないと燃えないため、脂肪の塊を分解して、やわらかくすることが大切。
脂肪は脂肪分解酵素のリパーゼによって分解されるため、この酵素の活動を活発することがポイントです。
リパーゼを活性化させるためには….
脂肪温度を37度以上にしなければなりません。脂肪温度は、こすったり、ひねったりするマッサージで刺激することで高まります。
- 脂肪が溜まりやすいフェイスライン、お腹、お尻、太ももの4箇所を引き締めるマッサージのポイントをお教えします。
マッサージ前にお風呂に入って身体を温めておくとより効果的!
またボディはマッサージクリームを使用するとさらに効果的!
※ボディ用マッサージクリームをお持ちでない方、いいマッサージクリームをお探しの方は、筆者も使用しているイルコルポのミネラルフィットスムーサー
フェイスライン
フェイスラインに溜まった脂肪は放っておくとどんどん下がり、ほうれい線や二重あごを作り出す原因になります。
1. 手を軽く握り、第二関節を使って頬骨周辺をグリグリとマッサージ。
2. 手を軽く握り、親指と人差し指であご先をつまむ。そのままフェイスラインに沿って脂肪を押し流すように手を耳の下までずらす。再びあご先に戻り、繰り返す。フェイスラインが温かくなるまで数回繰り返す。
3. 指先を伸ばし、右手の人差し指と中指で左面のあご先から耳までさすり上げる。耳までさすったら、まっすぐ鎖骨へ向かってさすり下ろす。3セット終わったら、手を変えて右面も3セット行う。
お腹
※お腹、お尻、太ももは少し強めに刺激して揉みほぐし、リンパが集まっているそけい部(脚の付け根)へ流すのがポイント。
1. 脚を肩幅に開き、そけい部に手をあてて、やさしくさする(6回)。
2. 上半身を少し横に傾け、ウエスト部分からおへそに向かって上下に細かくさすり、そけい部に流し込む(左右各3回)。温めるイメージで少し強めに行いましょう。
お尻
1. 脚を肩幅に開いて立ち、お尻と太ももの境目に手をあてる。
2. 上半身を少し前に傾け、お尻の肉を持ち上げる。必ず下から上へマッサージ(左右各3回)。
3. お尻のくぼみ(骨盤とお尻の割れ目の中間にあるへこんだ部分)に手をあて、太ももに向かって左右にジグザグになでおろす(左右各3回)。
4. お尻と太ももの境を集中的にさする(1分)。
太もも
1. いすに座り、太ももの内側に両手をあてる。
2. 親指で上から押し、残りの4本指で下から肉を持ち上げて、セルライトをつぶすイメージで少し強めに揉み解す。太ももの内側を満遍なく揉みましょう(左右各3回)。
3. 両手で太ももをつかみ、雑巾を絞るようにして膝からそけい部に向かって徐々に移動し、満遍なく揉む(左右各3回)。
4. 脚と同じ方の腕を内ももにあて、腕の外側を使って、そけい部に向かってさする。内もも全体を棒でさするイメージで、腕を強めに引きましょう(左右各12回)。