夏だからといって油断は禁物!大人女子の「正しい保湿」5つの方法
湿気の多い季節だから、肌が乾燥することなんてないーーそう油断している人はいませんか。湿度が高いからといって、決してそんなことはありません。常に冷房の効いた室内にいると、意外とひどく空気が乾燥しているもの。そのためメークした肌がパリパリとしてしまうことも。
夏でもきちんと保湿は必須。心がけたい正しい保湿テクをまとめてみました。
1、洗顔をやりすぎない
正しい洗顔とは、きちんとメークを落とし、余分な皮脂を取り除くこと。しかしやりすぎは禁物です。ダブル洗顔、洗顔回数が多い、肌をこすりすぎる行動などは言語道断。洗顔後に肌がつっぱるまで洗いすぎるのは、必要な皮脂まで落としてしまっている証拠。その後の保湿が大変なことに。
特に朝起き抜けなどは洗顔料を使う必要はなし。梨花さんなども朝はぬるま湯のみで済ませているそう。適度な皮脂も必要です。
2、基礎化粧品はたっぷり使う
洗顔後の肌からは水分が奪われています。乾燥した肌を整えるため、化粧水は特にたっぷりと使いましょう。化粧水での保湿が不十分な状態の上に、美容液や乳液を少量のせても意味はなし。
基礎化粧品は肌のベースとなるものですので、決してケチるべきではありません。使うのが惜しくなるような高価なものを買ってケチるよりは、普通程度のものを買って遠慮なく使うことをオススメします。
3、美容液は必須
23歳頃に美容液の存在を知って以来、必ず毎日のケアに取り入れている私ですが、周りに美容液を使っていない大人女子がいてたまにびっくりすることも。美容液には化粧水よりもはるかに濃密な保湿成分が含まれています。化粧水を付けた後の肌は完全に潤っているわけではありません。肌の水分は少しずつ蒸発して乾燥しているはず。必ず化粧水の上にカバーする役目として美容液を取り入れて。
4、シートマスクは5分以内にする
栄養・保湿成分のたっぷり含まれたシートマスクは、週1~2ペースでのとっておきケアに使う人も多いですよね。使うことで肌へ確実な潤いを与えてくれるシートマスクは、長く付けておけばいいというものでもありません。あまりにも長時間付けているとシート自体が乾燥し、肌から水分が奪われることに注意。保湿とは逆の働きとなってしまうのです。目安は5分程度と心得て。
5、ボディもポイントでクリームを
保湿というとつい顔だけを思い浮かべてしまいますが、ボディにも気を配りたいもの。季節を問わず乾燥しやすいひじ、ひざ、かかとなど、ポイントのみでいいので、ボディクリームを塗っておきましょう。年間を通してケアし続けたいパーツもあるのです。
ここまで見て分かる通り、保湿とはいっても何も特別なことをする必要はなし。基本を守り、基本に忠実にケアすれば自然と、しっとり美肌を手に入れられるはず。毎日のささやかな努力を心がけて。
ライター:池田園子