本来の美しさを引き出すナチュラルなヘアケア方法
近年、欧米諸国では、パーソナルケア製品(シャンプー、フレグランス、ボディソープ、整髪料、制汗剤など)に含まれる化学物質の毒性について、危険性を指摘する声が多く聞かれます。
とくに、問題視されているのが、髪に使うシャンプーやコンディショナー。洗浄力の強い成分が頭皮から体内に入り込み、さまざまなアレルギーや喘息、ADHD(多動性障害)、皮膚炎、消化不良を引き起こしている、と警戒されています。
もちろんこうした毒性への耐性は人さまざまで、長年使っていても何の問題もない人もいれば、数回の使用で耐え難い症状に悩まされる人もいます。今はなんともなくても、こうした症状が後に出る可能性が増えることを考えると、私たちは今からもっと注意を払って、ヘアケア製品を選ぶ必要があるでしょう。
よく、シャンプーを製造している会社のCMで、“泡立ち”感を謳ったものがよくありますが、こうした泡立ちは多く添加された化学物質によるもので、泡立ち=洗浄力とは必ずしも一致しません。むしろ、過剰な洗浄力で頭皮を傷めている可能性のほうが強いのです。こうして髪を生み出している頭皮自体がダメージを受けると、自然と髪の本来の姿もコシ、ハリがなく抜け毛の多いものとなってしまいます。
また、髪がつねに塩素のような化学物質にさらされていたり、髪を染めているのでない限り、毎日コンディショナーを使用する必要はない、といいます。
天然由来の成分で、髪に優しいものは身近にいろいろあるので、こうした成分が配合されているケア製品を日常的に使用するとよいでしょう。また、オリーブオイルなどは髪に直接塗って、自家製ヘアパックとして利用することもできます。
天然由来の髪に優しい成分はこれ!
ココナッツオイル
天然コンディショナーとして作用する優れた天然成分です。髪をやわらかくし、頭皮の状態をととのえます。
バージンオリーブオイル
優れた抗酸化作用を発揮し、日光、化学物質、空気汚染などでダメージを受けた髪を修復するのに役立ちます。コンディショナーやフケ防止として使うことができます。
ローズヒップオイル
髪に艶を与える効果がバツグンのローズヒップオイル。お店で購入する際は、かならず100パーセント純粋オイルを選びましょう。ブレンドされたオイルでは、効果も半減です。
髪のことをよく考えた、オーガニック成分主体のヘアケア製品、Organix社のシャンプーたち
硫酸塩、パラベンなどの化学物質が無添加の髪と地肌に優しいシャンプーたちです。
代表製品はなんといっても、ココナッツミルクのシャンプー
ほかにも、「ザクログリーンティー」、「キューカンバーヨーグルト」、「ティーツリーミント」など、魅力的な香りのラインナップがいっぱい。詳しくは、アマゾンで“organix シャンプー”と検索してみて!
ライター:Waxy