首のシワを撃退! 若見えネックの作り方

Written by:熊谷真理
2018.09.26.Wed
スキンケアは基本顔だけ……という人は多いのではないでしょうか? ですが、顔とボディを結ぶ「首」は、顔と同じくらい年齢が表れやすい部分だったりします。一度深いシワが刻まれてしまうと、なかなか修復は難しいもの。
今回は手遅れになる前に始めたい、首の若見えケアをご紹介します。
首にシワができる原因
1. 加齢によるコラーゲン・エラスチンの減少
→ハリ・弾力の低下
2. 乾燥(保湿不足)
→首の皮膚は顔より薄く、ちょっとの刺激でもシワができやすいデリケートな部分。顔同様、首もしっかり潤してあげましょう。
3. 紫外線によるダメージ
→首は服で隠しきれないこともあり、顔同様、紫外線の影響を受けやすいという特徴も。UVケアは季節問わず、顔から首まで抜かりなく行いましょう。
4. うつむき姿勢
→うつむきの体勢が長時間続くと、首のシワが形状記憶され、深く刻まれる原因に。また、睡眠時に枕が高すぎるのも要注意です。
若見えネックケアの方法3つ
首の血流UPマッサージ
<用意するもの>
保湿力の高いマッサージクリーム(フェイスクリームでもOK)
1. クリームを500円大ほど手に出し、首全体に優しく塗り広げる
2. 耳たぶの付け根のくぼみから鎖骨に向かって手を滑らせ、リンパを流す
(※ 指だけを使うと過度な力が加わってしまうため、手のひらで包み込むように行うのがポイントです)
3. 上から下のストロークで首全体をマッサージする
4. 鎖骨の中央から外側に向かって老廃物を流す
5. 右手で顎を上に引き上げ、左手を鎖骨付近に置いて、シワをよく伸ばした状態で5秒キープ
6. 右手で左顎の付け根を押さえ、頭を右に傾けて首の筋肉をよく伸ばす
(※同様の手順で反対側も行う。各5秒キープ)
この方法はお風呂上がりなどの血行が良い状態で行うのが効果的。日常的にネックマッサージと首伸ばしを取り入れることで、凝り固まった筋肉がほぐれ、首の皮膚を柔らかく保つことができます。
上向きしゃくれ顔エクササイズ
1. 顔をやや斜め上に引き上げる
2. 天井に向かって顔をしゃくれさせる
(※ この時、首の皮膚が吊り上げられている感覚ならOK。5秒しゃくれ顔→5秒でゆっくり元に戻すという動作を10回行う)
上向きしゃくれ顔エクササイズは、身1つでいつでもどこでもできるのが魅力。長時間うつむき姿勢をとってしまったら、このエクサで首のシワを伸ばしてみてください。
首の蒸しタオルパック
首にたっぷりスキンケアクリームを塗ったら、ホットタオルを首に巻き、10分程度蒸しタオルパックを行います。高温多湿な環境を作ってあげることで、首の毛穴が開き、スキンケアクリームの浸透がUP。
フェイシャルパックを行うついでに週に2~3度のスペシャルケアとして行いましょう。
首も顔と同じくらい愛してあげよう!
顔のケアに一生懸命になりすぎて、首のケアを疎かにしがちな人は多いもの。ですが、首ケアをしていなかったツケは必ず数年後に深いシワとなってあらわれます。1日も早くケアを開始し、若々しいふっくらとした首を手に入れましょう!
記事を書いたのはこの人
Written by熊谷真理

NY近郊在住のコスメコンシェルジュ。NY州認定エステティシャン。1児のママ。Instagramのフォロワーは3万人超。独自のコンプレックス解消メイクテクには定評あり。
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