彼に「変わって」じゃなく、「そのままでいいよ」と言えますか?
「マンネリ化してきて、彼が冷たくなった」と嘆く女子は多いですよね。でももう一度よく考え直してみて。変わったのは彼ですか?それともあなたですか?
彼は変わっていなかった
付き合い当初の彼は、何をしてもかっこよく、時に可愛く見えるもの。だらしないところを見ても素を見せてくれて嬉しいと感じ、冷たい時は自分が悪いことをしたと思ってしまいますよね。
しかし、時の流れは人を変えます。次第にだらしなさや冷たい態度に、嫌悪感を感じるように。「しっかりして」「優しくして」と相手に変化を求めることも、しばしば。そう、本当は彼自身は大して変わっていないんです。
もちろん付き合いが長くなれば、初めより熱は落ち着いてきます。会う頻度やプレゼント内容は変わることも。しかし、彼自身の性格は変わっていません。「だらしない、冷たい」と感じる彼の姿は、彼が持っていた元々の姿。変わったのはあなたの感情、あなたの見方なんです。
付き合い当初でも「恋愛色メガネ」を外すこと
付き合い始めは何でも「恋愛色メガネ」で見てしまいます。どんな短所も良いものに思えたり、時には「ま、いっか」と流すことも。しかし時が流れるにつれ「恋愛色メガネ」は外れ、相手の本性がしっかり見えるように。そこで「思っていたのと違った」となっても、それは自分のせい。それがあなたの選んだ人なんです。
こんな間違いを起こさないためにも、付き合い当初でも「恋愛色メガネ」を外して、客観的に彼の態度をチェックすることをオススメします。
変化を求めず、受け入れられるか?
現在長い付き合いで、彼に変わって欲しいところがたくさんあると言うあなた。逆にあなた自身が、変わってと言われたらどう思いますか?窮屈だし、嫌な感じがしますよね。変化を求めるのは支配を意味するので、相手に嫌な感情を抱かせます。また、いざ変えようとしても、長年の性格や習慣はそう簡単には変わりません。
マンネリの続いた彼氏に変化を求めたら、「自分の思い通りになる人を見つければ?」と言われる可能性も。実は相手に変化を求める人は、相手が好きなのではなく、本当は自分が好きなのです。本当に相手が好きなら、変化を求めず、ありのままの姿を受け入れる必要があります。
もう一度聞きます。今の彼に「変わって」じゃなく、「そのままでいいよ」と言えますか?
ライター:宮野茉莉子証券の営業を経て、現在フリーライター&子育て中。読書、写真、旅、お酒、哲学が好き。「哲学=アート。自由▽ オリジナリティー▽ 実験的に物事を考える。」がモットー。