既婚者の4割がセックスレス!見逃せないその原因と対処法は?
「仲がよさそうに見えるのに、実はセックスレス」というカップルが増えているそうです。その率なんと既婚者の4割というのだから驚き!最も多い理由は、「出産後なんとなく」。自分だけは大丈夫だと思っていても、4割という数字は見逃せないですよね。セックスレスの原因と対処法をご紹介します。
親子や兄弟姉妹に思える・・・「近すぎる距離」が原因
ラブラブなカップルや出産後に多いのが、「近すぎる距離」が原因でセックスレスになるパターン。セックスレスの一番多い原因とも言えます。
出産後、女性は育児に忙しくて「妻」の顔が出来なくなります。もちろん男性も「パパ」を求められるように。「ママ」「パパ」の役割を果たし始めると、お互いも相手を自分の父親・母親のように思ってしまいがち。その結果、どこかで近親相姦のように感じてしまい、違和感を覚えてセックスレスになるんですね。
原因は「距離感が変化しない」こと
小さい頃、親から十分に愛情をもらえなかった人は、過去に満たされなかった愛情を恋愛相手に求めます。健全な関係なら、夫婦であっても、「家族」「夫婦」「恋人」「他人」という距離感を行き来するもの。しかし過去に寂しい思いをしている人は、距離が「家族」のみに癒着してしまい、相手と「親子」や「兄弟姉妹」の関係のようにしか思えなくなるんですね。
対処法は?
距離を動かすことが重要。「母」だけでなく、「妻」の顔や「女性」の顔を見せ、距離が近すぎたままで固定しないようにしましょう。「疲れたから」の連続で、仕事や育児を理由になんとなくセックスレスになるカップルがほとんど。一度セックスレスになると改善は難しいです。仕事や育児を理由にせず、二人の時間を持つことも重要事項と考えて、定期的にデートや旅行をしたほうがいいですね。
触れ合うのも嫌・・・ネガティブな感情が原因
小さな不満の積み重なりやケンカなど、相手への不満が原因でセックスレスになるパターン。セックスどころかコミュニケーションもままならず、いわゆる「冷え切った関係」でもあります。セックスレスの2番目に多い原因となります。
原因は「向き合えなくなっている」こと
キッカケは、会話をしても食い違いが増えたり流されてしまうなどのコミュニケーション不足。また、日常生活における相手への不満を口に出さず、チリが積もって相手を嫌になってしまうんですね。後者の場合、自分でも驚くほど相手を嫌いになってしまいます。
対処法は?
相手を責めたり嫌う前に、「何が原因で相手を嫌になってしまったのか?」まずは自分の心と向き合いましょう。相手を嫌悪する理由を、洗いざらい並べて吐き出すこと、感情を自分の内から出し切ってしまうことが大切です。できれば紙に書くか、公平な目で見るためにカウンセリングを受けるのこと。嫌悪感を吐き出すと、愛情を思い出せるようになります。
原因が分かったら「自分にできることは何か?」考え、同じことにならないように、相手とのコミュニケーションのとり方を変化させる必要があります。
証券の営業を経て、現在フリーライター&子育て中。読書、写真、旅、お酒、哲学が好き。「哲学=アート。自由▽ オリジナリティー▽ 実験的に物事を考える。」
がモットー。