海外のカップルセラピストが迷える恋人たちに伝えておきたい4つのこと
いつまでも同じ相手と心ときめく関係をキープするのは至難の業。だからこそ海外では恋愛相談のプロとしてカップルセラピストが活躍し、世の中のカップルたちのあらゆる相談にのっています。そんな恋のプロたちから、恋愛に傷つき、悩んでいる人に向けて心強いメッセージがあります。
今回はそんなカップルセラピストからのメッセージをお伝えしましょう!
恋愛に傷つき、悩む人への心強いメッセージとは?
1: 彼のニーズ・彼女のニーズ・カップルとしてのニーズ…3つの視点を持ってみて
ふたりの関係がうまくいかなくなると、たいてい“私のせいかしら”とか“彼が悪いのよ”など個人に原因を求めがち。でもそれは必ずしも正しくありません。なぜなら彼、私、のほかにカップルとしてのニーズを見落としてしまっているからです。
もちろん個人としてどうしたいかというニーズは大切。でもふたりで、「カップルとしてどうしたいか」「どんな関係でいたいか」という視点を見失っては、ちぐはぐになるばかりです。ぜひ一度、“彼が望むこと”“あなたが望むこと”、そして“カップルとして望むこと”、この3つを冷静に分析してみましょう。
2: 恋のネガティブパターンにおちいっていたら、相手が誰でもうまくいかない
彼のことが信じられなくてついついケータイを盗み見したり、浮気を疑わずにいられなかったり……そんなことを繰り返し、いつも恋がうまくいかないということはないでしょうか。過去の経験やトラウマがネックとなり、幸せな恋愛関係を築けないということは誰にでもありうることです。
いつも相手が悪いと責める前に、今までの恋愛をふり返り、ネガティブパターンにおちいっていないかよく考えてみましょう。もしあなた自身の恋愛のやり方に問題があれば、誰と付き合っても必ず壁にぶつかってしまうはずです。
相手のせいにする前に、まずはそんな自分自身の恋愛スタンスを洗い直し、ネガティブパターンを克服することが肝心。例えば……
・ 過去にひどい浮気をされて、男性を深く信じることができない
・ 自分の性格やルックスにいつまでも自信が持てず、“いつか飽きられるんじゃないか”と不安ばかり募らせている
・ 彼氏ができてもすぐに飽きてしまって、3か月ももたない
など。思い出したくもない過去かもしれませんが、今後幸せな恋をするためにも、よく振り返ってネガティブパターンを繰り返していないかどうか、繰り返していたならそれを断ち切る術をよく考えるべきでしょう。
3: 相手の心が読めてしまう人なんて存在しません!
愛し合っているから、付き合いが長いから……相手が自分の気持ちをわかってくれる、理解してくれると私たちは思い込みがちです。でも愛し合っていても、どんなに長い付き合いでも、相手の心理をぴたりと読み取れる人なんていないし、そんなことを期待すべきではないのです。
そのことに気づいていないと、“この人どうしてわかってくれないの”という不満ばかりが募り、どんどん心がすれ違ってゆきます。だからこそ自分の気持ちや感情については、普段からマメなコミュニケーションが不可欠。自分にとっての“当たり前”が相手には当たり前でないことがあることも十分気をつけておきましょう。
4: けんたい期を乗り越え、再び恋に落ちることは可能です
カップルセラピストの元には、けんたい期に陥った夫婦や浮気が原因で破局間近なカップルたちが多く訪れます。“もうかつてのように愛せない”と自信を失っている人たちですが、いったんそんな気持ちをオフにして、相手のことを新鮮な視点でみると恋のときめきやリスペクトを取り戻すことは十分可能です。
もちろんお互いの誠実さと努力は欠かせませんが、もし今の関係を簡単には諦めたくない、大切にしたいと願うなら、あきらめず相手のステキな部分や尊敬する部分を再発見してみましょう。相手のどんなところにひかれたか、当時の新鮮な気持ちを思い出してみることも大切です。
▽ 参考雑誌(海外雑誌): 『Goodhealth』 9月号