完コピ必須!? 旦那が大事にしたいおふくろの味4選

2017.02.10

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結婚した花嫁さんからよく聞く話に「味の好みが似ていないと相当苦労する」というものがあります。たしかに、自分は薄味が好みで、彼が濃い味が好みだったりすると、料理をつくるのも一苦労ですよね。「うちの味と違う」と言われ、旦那さんの「おふくろの味」を再現するのに四苦八苦された方も多くいらっしゃるのではないでしょうか? 今日はそんな彼女たちのお話。彼の胃袋をつかむための知られざる苦労をご覧あれ~。


1: 肉じゃが

「旦那の実家の肉じゃがは、総菜コーナーの肉じゃが風。芋と牛肉とニンジン、糸こんにゃくとグリーンピースが入っていて、全体的に水っぽいんです。私の実家は芋と豚肉とニンジンで水気を飛ばしてホクホクに仕上げるので、まったく作り方が違います。最初にホクホクの肉じゃがを作ったら『これは肉ジャガではない』とバッサリ。最初は抵抗がありましたが、今では普通に作っています」(主婦/26才)

▽ 同じ名前だけれど、もの自体が全然違うメニューは、結婚したらいくらでも出てきますよね。お互い違う環境で生まれ育ってきたわけですから、当たり前ではあるのですけれど、一方的に違うって言われたらキツいですよねぇ。

2: 卵焼き

「だし巻きたまごが違いました。私の実家はダシを煮干しでとって塩味で仕上げるのですが、旦那のところは甘く砂糖を入れたものです。私はそれがどうしても好きになれないので、たまにひとりで自分用に作っています。甘いとお菓子みたいなんですもの。旦那のお弁当にはちゃんと甘いやつを入れていますよ。でも、やっぱり邪道だって思う!」(販売/25才)

▽ 彼の嗜好を尊重はしたいけれど、だからといってご自身の好みまで封印することはないですからね。しょっぱい卵焼きだっておいしいですよ!! 筆者も断然、たまご焼きはしょっぱい派です!

3: 鍋の味

「結婚したてのとき、キムチ鍋を作ったらケンカになったんですよね。彼の家はドロドロのおだしに納豆を入れて食べるらしくて。うちは、さらさらのおだしにたまごを入れるんです。折り合いがつかなくて、あれ以来、キムチ鍋が食卓にのぼってくることはなくなりましたね」(ピアニスト/30才)

▽ おたがいの「これじゃない感」がつよければ、あえて作らないという選択はアリだと思いますよ。味のこだわりは単純なものではないですからね。折れないこだわりだってあっていいじゃないですか!

4: 豚肉の生姜焼き

「彼の実家の生姜焼きは、タレを作って漬け込んでつくるので、時間がかかるんです。お義母さんがとても料理が上手なひとなので、苦労していますね。私は今まで炒めるだけの作り方をしていたので、お義母さんに作り方をきいて作れるようになりました。彼が喜んでくれるので、よかったなと思っています」(家庭教師/32才)

▽ その勉強熱心さが彼に伝わったのでしょう。お義母さんもお嫁さんに自分が作っているレシピをきかれて喜ばれたことと思いますよ。

いかがでしたでしょうか?
旦那さんから「おふくろの味と違うから、寄せてくれ」と言われた花嫁さんたちのお話でした。うーん、同じ料理とはいえど、家が違えば味も違いますものね。まるで別の料理になっているなんてことは珍しくありません。彼自身にそんなつもりはなくても、自分の作った料理を否定されるわけですから、メンタル的にはきつかったと思います。それでも、彼のために工夫し続ける花嫁さんたち、あっぱれです! なかなか素直にできることではないですよ。おふくろの味の再現から、お二人だけの「我が家の味」をみつけていく方も多くいるようです。まったく同じでなくても、少しずつ2人好みの味をつくっていけたら素敵ですね。

2017.02.10

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記事を書いたのはこの人

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Written by 立羽あさぎ

広島の山奥にある大学を卒業後、上京。 着ぐるみのスーツアクター、俳優・声優として活動後、エステティシャンとなる。 現在は、都内で劇団『タカラサガシゲキ団』の代表として、脚本・演出家として活動中。 オフに楽しむ梅酒と枝豆が何よりの至福。 暴走系ひきこもり女です。ご贔屓にどうぞ。