幸せな結婚をしたその先にある、気をつけなければいけないこと

2017.01.28

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愛する彼とついに結婚し、女の幸せをつかんだ! なんて考えがちですが、結婚はスタートに過ぎません。伴侶として一緒に暮らしていく年月こそ、カップルとしての本当の価値が試されると言っても過言ではありません。では、結婚生活を幸せなものにするために気をつけるべきことってなんなのでしょう?
世の中にはせっかく結婚したのに別れてしまうカップルも少なくないのですが、一緒に暮らしていくなかでぶつかる問題を見逃さないためにも、気をつけておきたいことを考えてみました。


結婚したからといって、“自分らしさ”を失ってはいけない

結婚したり、子どもを産むことで女は誰しも“妻”そして“母親”という役割を担っていくことになります。夫があるからこその妻、子どもがいるからこその母親、でもそんな役割をこなしていくなかで、いつのまにか“自分らしさ”を失ってしまったと感じる人もいます。夫、子ども、そして世間体から求められる役割を果たすことに疲れてしまうこともあるのでしょう。でもせっかく愛する人と結婚したはずなのに、そんなふうに感じてしまってはとても残念。
そうならないためにも、自分らしさとはなにか、そしてそれを失わないための時間や息抜きも大切にしましょう。24時間、素敵な奥さん、完璧な母親である必要はどこにもないのです。もし“そうならなければ”という思い込みがあるなら、それを捨て去ってみて。そうすればずっと気楽に、生きやすくなるに違いありません。

かならず出てくる、相手の嫌な部分をあえて直視しない

どんなに愛している相手であっても、夫婦として一緒に暮らしていくようになれば、当然受け入れられない部分や嫌なところだって目につくようになってきます。でもそんなときに慌てたり、過剰反応を起こすのが実は一番やってはいけないことなのです。あなたの結婚相手は生身の人間であり、“白馬に乗った王子様”ではありません。自分はそこまでロマンチストじゃない! と思っている人でも、よーく考えてみて!
“ありのままの彼を認め、愛してあげましょう”なんてアドバイスもよくありますが、それってかなりハードルが高いと思いませんか? そんなときはあえて問題を直視しない、スルーすることだって結婚生活を平穏に維持するための大事なスキルとなります。相手のそんな部分ばかりいつも気になって不機嫌な妻でいるより、やり過ごして大目に見たり、もっとなにかに夢中になっている妻のほうがハッピーでしょう。こんな“鈍感力”だってじつはとても大切なのです。

夫婦になっても、男と女であることを忘れない

もう白髪のおじいさん、おばあさんなのにとっても仲のいい老夫婦、筆者の住むオーストラリアではそんなカップルをよく見かけますが、そんな彼らの幸せの秘訣はなんなのでしょう? おそらくそれは、いくつになっても男と女としてのときめきを忘れず、ロマンティックな関係でいようとしているから。妻は髪をセットして、キレイな洋服をサラッと着こなしているし、夫も手をつないでいたり、ドアを開けてあげたりと“レディーファースト”振りが板についている人が多く感じられます。
スキンシップを心がけたり、いくつになっても相手のためにキレイでいようとしたり……年齢が上がるほど、おじさん、おばさんになり、“どうせこんなもんだから”と諦めているより、そんな努力を続けているカップルのほうが末永くともに幸せでいられそうです。

気もうすぐ結婚生活10年目に入る筆者ですが、結婚しているから幸せというのは幻想で、幸せな結婚生活を作り上げる努力をどれだけできるか、にかかっているなとつくづく思うのです。道のりは決して平坦ではありませんが、そんなプロセスも楽しめる結婚にしていきたいですね。

2017.01.28

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。