「彼らはなぜ浮気をやめられないのか?」――浮気常習者の知られざる心理的不安4つ
こちらは一途に彼のことを思っているのに、浮気する男たち。彼らはどうして、そんなことを平気でできるのでしょう? 刺激を求めているのか、それとも自己承認欲求が過大なのか、あるいは単なる性癖なのか……まったくわかりません。でもじつは浮気を引き起こす大きな要素があると言います。
それはズバリ「不安」! 意外かもしれませんが、彼らは心のなかでさまざまな不安を覚えるがゆえに、浮気という行為にはしってしまうというのです。その知られざる心理的不安を詳しくお伝えしましょう。
「浮気されるのが不安だから、浮気する」という支離滅裂な理屈
まことに身勝手な理由ですが、浮気常習者ほどじつは、相手から裏切られ、捨てられることに漠然とした不安や恐怖感を抱いています。
「浮気される前に、浮気してやろう」というのはエゴでしかないのですが、恋愛をそんなふうにしかとらえられないので、どうしたって安定した関係を築くのは難しくなります。
「いつか相手に見限られてしまうのではないか」という漠然とした不安
浮気常習者がもっとも恐れているのは、じつは恋人から見捨てられ、一人ぼっちになるという孤独な結末。だから、浮気がバレたら、すぐに別れを決断するような精神的にもタフで強気な相手は敬遠します。
逆に、多少の浮気でも許してくれるような相手を選ぼうとします。でもその結果、相手は何度も裏切られ、精神的にもボロボロに……。相手の優しさに甘え、つけこもうとするのが浮気常習者のやり方です。
「一人の相手をずっと愛し続ける」ことへの潜在的不安
恋愛において、一人の相手をずーっと愛し続ける、ということ自体に漠然とした不安感を覚える人もいます。精神的にも性欲的にも一人の相手では満足できないのです。そんな人は、もちろん浮気に対する精神的ハードルもぐっと低くなります。浮気をすることが悪いとは思えないので、次々に相手を変えるし、それが恋人に対してどれだけダメージを与えているか、想像することもできないのです。
そもそもこのタイプの人は、脳の科学的反応からして普通の人とは違うみたい。浮気しても悪びれる様子がないので、“宇宙人”と思ったほうがいいでしょう。
「自分には選ぶ権利がある!」選択肢がつねにオープンでないと不安になる
今の時代、いろいろな生き方が認められているし、選択肢はほぼ無限。それなのにどうして恋愛に限って、一人の相手にこだわらなきゃいけないのか……そんなことを考える人もいます。なにごとも選択肢がつねにオープンでないと不安になるのです。もちろん恋愛だって例外ではありません。
恋人がどんなに一途で誠実であろうと、チャンスが巡ってきたらほかの相手とも遊んでみたい……そんな気持ちを隠し切れないので浮気に至ることがしばしばです。
いかがですか? 「浮気なんて、最悪の裏切り行為、絶対許せない!!」と思うかもしれませんが、浮気常習者たちは一見身勝手なようでいて、上記のような不安に常にとりつかれているのです。もしあなたの彼も浮気癖があるようなら、こうした心理背景があることをよく知っておくとよいでしょう。
とはいえ、そんな関係にいつまでも甘んじる必要はありません。彼があなたを大切にせず、恋人としてのリスペクトも感じられないというときは、見切りをつけるときなのではないでしょうか。