別れるのは時期尚早? 価値観の違いを感じたら考えるべき4つのこと

2016.09.29

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“価値観”が重要視されるようになって久しい昨今、ふたりの価値観の相違が別れに繋がることも珍しいことではありません。ただ、「あの人とは価値観が違うから別れる!」と結論を急ぐのは、あまりにも時期尚早すぎるかもしれませんよ。


「価値観」とは何者か?

まず、価値観とは簡単に言ってしまえば“物事の優先順位”。そして“自分を形成する大部分を占めるもの”でもあります。つまり、価値観を否定されることは自分自身を否定されるのと同じこと。
なるほど、別れに発展しやすいというのも納得がいきますが……価値観の違いを乗り越える術はまったくないのでしょうか? さて、別れる前に振り返ってみるべきポイントとは?

1: 価値観の違いを許せるか?

あなたと彼はまったく違う環境で育ってきたのですから“価値観が違うのは当たり前”のこと。重要なのは価値観の違いが許せるポイントであるのか否か。価値観の重要度というのは人それぞれです。
たとえば「カレーを混ぜて食べるのだけは絶対に許せないわ!」と思う人もいれば「朝起きて歯磨きをする前にキスをするなんて絶対にムリ、細菌がウジャウジャいるのよ!?」なんて思う人もいるかもしれません。
意識するのは価値観の違いそのものではなく、許せる相違なのかということなのです。

2: 価値観の違いを楽しめるか?

価値観の違いを受け入れて「そんな考え方があるなんておもしろい! 私にはない発想だわ!」と思えそうですか?
価値観の違いを発想の転換だと思って許せるかどうかというのが、かなり重要です。

3: 相手を認めることができるか?

“自分と違う考え方をするから異質”であると考えるのは、ちょっとばかりカタいのではないでしょうか。排除するのは簡単ですが、排除ばかりしていてはそのうちひとりぼっちになってしまいます。
柔軟に、そして大きな心で、相手を認めてあげる努力をしてみてください。

4: 価値観の違いをプラスに考えられるか?

なにかしらの問題に直面したとき、あなたと彼はきっと出す結論が違います。価値観の違いというのは、そういうものです。そのときに「ふたりなら答えが倍になる! 一度で二度おいしいね!」とプラスに考えることができるのなら、なにも焦って別れる必要はないのではないですか?

価値観が違うからといって、あまり思い悩まないことが大事! 似ていることはあっても、価値観はみんな違います。
価値観は、みんな違ってみんなイイ――それを踏まえたうえで、彼との将来を考えてみては?

2016.09.29

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記事を書いたのはこの人

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Written by 小林ユリ

1987年生まれの好奇心旺盛なお調子者。ありふれた日常の中に笑いを見つけることが大好きで、面白そうなことがあれば所構わず首を突っ込む癖がある。 考えるよりも先に行動しちゃっているタイプ。それで失敗することもあるけれど、 「Don’t think. Feel!」ってことで! Twitter @ohana2425  写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子