パートナーとセックスしたくない……そんなときどうすればいい?

2016.04.24

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

付き合い始めた頃は刺激的で楽しかったセックス、でも時間がたつにつれそんな興奮は冷め、今はもはや一種の“義務”になり下がってしまった……ということはありませんか? 既婚カップルにもセックスレスが多いと言いますが、パートナーとセックスしたくないという人は少なくないようです。
でもおたがいカップルでありながら、“したくない”という気持ちがずっと続くのはやはり心配です。彼が誘ってきても拒否することが増えれば彼も不満がたまるし、そこから浮気につながる可能性も高まってくるでしょう。


セックスしたくない真の原因は!?

疲労感や体調不良から一時的にセックスしたいという気持ちが弱まるのは、けっして珍しいことではありません。そんなときはリラックスして、また気持ちが盛り上がるのを待つのが一番です。でももし1年以上“したい”という気持ちが自然にわき起こってこないのなら、一度じっくり考えてみる必要があります。
なぜなら、カップルのセックスにまつわる問題は往々にしてセックスそのものではなく、ふたりの関係自体に原因が潜んでいる場合があるからです。

セックスについて本音を言い合える関係?

例えば、不満や物足りなさを感じながら、彼の求めに応じてとりあえずセックスしている……というのでは、喜びや満足感はなかなか得られません。それでは“したい”という気持ちになれなくてもしかたないでしょう。
こんなケースでは、本音を正直に打ち明けられるコミュニケーションが成立していないのです。“私はもっとこうして欲しい”とおくせずに伝えるには、なによりも信頼関係が大事。ほかのすべてのことはなにでも話せても、セックスとなると自分の思いを表現できない、という人も多いのではないでしょうか。
カップルなのですから、もっと気楽に話題にしていいはず。気持ちをため込まず、ユーモアたっぷりに包んで本当はどうしたいのか、話してみましょう。

相手への不満をセックス・ストライキで晴らしてる?

相手がしたがっているのはわかる、でも自分はそんな気分になれない……だから“疲れてる”という無難ワードではぐらかそうとする。そんなやりとりが続いていませんか? じつはあなたが“したくない”理由は、相手に対する不満が根っこにあるのかもしれません。
“彼はいつも自分の都合ばかり優先させてずるい!”、あるいは“仕事優先で、ぜんぜん私のことかまってくれない”なんて不満が心のなかでくすぶっていると、いざ彼が求めてきたときに、“そう簡単にいくもんですか”という反発心が先立ってしまい、ついつい拒否してしまうという心理メカニズムが働くのです。そんなことが続くと、もはや自分から“したい”という気持ちにはなれません。

最悪の場合、ほかの女性に走ってしまうことも……

カップル間においてこんなふうに女性側がセックスに応じないで、いわば“罰”として利用することはよくあるようです。でもなんのための“罰”なのか、はっきりとパートナーに説明している人はあまりいません。これでは相手も自分がどうして拒否されるのかわからず、フラストレーションがたまるばかり。こうした状況が続くうちにほかの女性にはしり、浮気してしまうケースも多いのです。これでは本当になんのためなんだか、わからなくなってしまいますね。

いつまでもラブラブな関係でいるために

付き合いがどんどん長くなっていくなかで、ラブライフをつねに充実させることは至難の業です。でももし、パートナーとずっと親密な関係でいたい、愛し愛される間柄でいたいと願うなら、“したい”という気持ちを取り戻すために自分でアクションを起こすことが必要です。
たとえば、1週間のあいだにセックスするための時間を1回はつくり、またそれ以外にも寝室以外でふたりっきりで仲良く過ごす時間を3回つくれるようスケジュールしてみましょう。そしてセックスそのものをポジティブにとらえ、もっと楽しめるものにしようという遊び心も欠かせません。セクシーな気分になるアロマを利用したり、官能的なランジェリーで大人の女としての自信を取り戻したり、たまにはハイクラスなホテルで過ごしたりするのもよいでしょう。

本来セックスってカップルでぞんぶんに楽しみ、満喫していいもの。“義務”と感じるようになってしまっては本来の輝きを失ってしまいます。

▽ 参考記事: Have YOU lost your libido? What to do if you don't want to have sex with your partner (and when it's time to pack your bags)

2016.04.24

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。