恋愛における男女の大きな違い! “もっと話したい”気持ちが実はNG??

2016.02.03

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彼氏や夫に対して“もっといろいろ話したいのに……”と思ったことはありませんか? 恋人あるいは夫婦として一緒にいるわけだし、ふたりの仲は強固なハズ。でももっと理解したいという気持ちを抑えられないときってありますよね。でも実はそんな女心が重荷となっていることがあるのです。


“話すことで距離感がもっと縮まる”と思っているのは女だけ??

いったん親しい間柄になったらなんでもオープンに話し共感しあいたいと思うのが、女子にありがちな気持ち。これは女同士ではうまく機能するので、“女子会”などでよく話が盛り上がってノンストップトークになるのはある意味当然なのです。でも同じような理解の仕方や共感を異性にも求めて良いものかというと、そうでもありません。
多くの男性にとって、何もかも明け透けに話すことはとても勇気のいる行為なのです。とくに彼女または妻というもっとも身近な存在から、“もっといろいろ話したい”とねだられることは苦手なよう。
普段の必要に迫られてする話よりもう一歩踏み込んだ、ディープな会話。たとえば人生観、恋愛観、ふたりの関係や将来(!)のことなど……。そういった話を彼ともっとしたい、話をすることで彼との距離感がもっと近づく、わかり合えるって思いませんか?

男女のコミュニケーションに対する意識の違い

でも大抵の男性たちは、“あらたまって何? 俺たち、今さら何か話すべきことってあったっけ??”と困惑するのが最初のリアクションです。なぜなら男性にとってわざわざそんなことを話すのは、照れくさいを通りこして恥ずかしい……ましてそんな突っこんだ話をしていて、彼女または妻からダメ出しや不平をきかされたら、繊細なプライドがズタズタになって立ち直れないほどなのです。見栄っ張りな彼らは、そんな弱みは彼女や妻にこそ見せられません。言葉でのコミュニケーションが苦手な彼らは、言葉ではなく、行動で愛情を示したい生きものなのです。
つまり、心の底から何でもよく話し合って……というのが、女性にとっては最高のコミュニケーションであり、彼とももちろんそうするのがベストだと考えがちなのですが、男性にとってはむしろ逆効果ですらあるのです。この大きな違いに気づかないままでいると、付き合いが長くなってきたときに、少しずつ関係にもヒビが入りかねません。

“もっと話そうよ”を押しつけてはダメ!

でも女子としては、彼が心のうちを明かさず思うようなコミュニケーションがでいていないと感じると不安になってくるし、やがてそれが相手に対する不満や攻撃にもなってきます。おたがい忙しい生活を送りながらやっとふたりっきりの時間になったときも、彼がテレビやゲームに夢中で自分と向き合ってくれないと、ついに怒りが爆発したりしませんか? “私たち、ちゃんと話し合うべきじゃない? どうして話を避けるの?”といった具合に……。
でもこうした言葉ほど男性たちを戦慄させ怖がらせるものはないのです。キツイ口調でそう始まっては、あとは自分に対する不満や怒りが続くに決まっています。それを受け止めるのもつらいし、一方的に批判されるのもつらい。でも女子ほど感情をうまく言葉で表現することに慣れていない男性としては、そんな場合黙るしかありません。これでは悪循環です……。

男女のギャップを埋めるには

こうした男女の違いやギャップを埋めるには、“話す”ことに対するスタンスが違うことをよく自覚しましょう。よく“カップルではコミュニケーションが大切”と言われますが、そのコミュニケーション方法は男女によって大きな差があるのです。
多くの男性は、物理的に一人になって自分の気持ちを整理する時間が必要です。テレビやゲームはそのためのカモフラージュなのかもしれません。ですから、そんなときは敢えて彼らの領域に踏み込まないこと。そうやってあえて“距離”を作ってみると、彼のほうでも安心し、落ち着きをとり戻して、あなたとちゃんと向き合う心の準備ができることでしょう。

2016.02.03

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。