女たちよ目を覚ませ! 「シンデレラ」のその後とは?

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2016.01.30.Sat

女の子なら一度は通る道、シンデレラ。幼少の頃、憧れた人も多いのでは?
今回は、大人になってもシンデレラへの憧れが捨てられない女性たちのために、シンデレラのその後をリアルに想像してみます。

シンデレラに憧れる女性の特徴

・ 「いつか素敵な王子さまが私をむかえにきてくれるはず」と信じている
・ そして玉の輿婚を成し遂げることを願っている
・ その先には、幸せにしてもらえる人生が待っていると信じている

これは、いわゆる学術的な「シンデレラ症候群」の定義とは異なり、筆者がいろいろな女性を観察した結果得た独自の見解です。
たしかにこれがすべて実現すれば、本人はハッピー、まわりにもうらやましがられるでしょう。実際、アニメ映画シンデレラでもラストシーンの主人公は幸せそうでした。でも、その後の彼女の人生は本当に幸せだと言い切れるでしょうか……?

王子さまと結ばれたシンデレラを待ち受ける試練(を、勝手に想像してみる)

晴れて王子さまと結ばれたシンデレラ。結婚すれば王妃です。現代の日本では「花嫁修行」はたいして過酷ではありませんが、シンデレラが生きていた時代に、王妃となる立場なら話はべつ。血のにじむような花嫁修行が待っていることでしょう。
立ち居振舞い・テーブルマナー・挨拶・ドレスや宝石など服装に関する知識・王家の歴史・外交スキル・外国語など、一国の王妃として恥ずかしくないだけのありとあらゆる教養――。町娘が王家に嫁ぐのですから、生まれかわる勢いでさまざまなことを吸収しなければならないはずです。そして、行く場所行く場所で「ただの町娘が、王妃なんてねぇ……」とひそひそ陰口をたたく貴族たちの、嫉妬混じりの冷たい目線にさらされる覚悟を持たなければいけません。
継母や姉たちの執拗ないじめに耐え抜いたシンデレラの根性があれば、なんとか乗りきれるかもしれません。でもなかなかのハードシップです。

王子は、シンデレラをちゃんと守ってくれるのか

そして肝心な王子は、シンデレラをちゃんと守ってくれるのでしょうか。王子は舞踏会でシンデレラにひとめぼれし、血眼になって彼女を探しまわり、あっさり王妃にむかえます。
「運命の出会い」で片付けてしまえばそれまでですが、容姿以外の彼女の人間性を理解して尊敬したうえで、愛情を抱いているのでしょうか。そうであればいいですが、もし顔だけで選んでいたら、彼女の内面が想像と違ったり、彼女の容姿に飽きてきたりしたとき、逆風にさらされ続ける自分の妃の盾になってくれるか大いに疑問です。

現代にあてはめてみると

シンデレラのその後を勝手に想像してみましたが、現代女性がシンデレラへの憧れを深層心理に持ちすぎると同じ悲劇が起きる危険性があります。よくいわれるのは恋愛や結婚の機会を逃すケースですが、それで済めばまだましです。
ヘタをすると、ハイスペックな男性と、おたがい人間性を理解しあわないまま条件(男性は容姿)にひかれて結婚し、かりに格差婚だった場合は育った環境の違いや嫁として求められるあれこれに苦しみ、親族から嫌みをいわれても肝心なときに夫は守ってくれない。最悪の場合、夫婦仲は冷えきり、夫婦関係が破綻することだってありえるかもしれません。

価値観を共有できる、身の丈にあったパートナーを自分で選ぶ

シンデレラを否定するつもりはありません。でもあれはフィクション、童話です。現実世界を生きる女性は、地に足をつけて目をしっかり開いて、能動的に相手を選んでください。条件ばかり重視して背伸びしてもあとで苦しむだけ。身の丈にあった、おたがい人間性を尊重し合える相手が一番です。

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記事を書いたのはこの人

Written by

吉原由梨(ヨシハラ ユリ)

東大法学部卒業後、外資OL、秘書職を経て、現在は都内で夫と二人暮らしのフリーライター。30代初級者。
趣味は読書、グルメ、美容と健康の研究、マッサージ巡り、人間観察etc.
自身の経験や思索、あとは好奇心の赴くまま、幅広いジャンルのコラムを書いていきます。
Twitter:@yuriyoshihara
ブログ:http://yuriyoshihara.blog.jp 写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子