海外人気カウンセラーが語る、無敵の仲良しカップルになるためのヒント
恋愛のお悩みは人それぞれですが、カップルになったあともずーっと仲良しでいることはとりわけ難しい問題。当初のときめきやドキドキ感が冷めて、落ち着いて相手と向き合ったとき、変わらぬ愛情を持てるでしょうか? そんなお悩みに、海外の人気カウンセラーがずばりアドバイスしています!
“蜜月”をすぎたら、「変化」することを受け入れよう
人気カウンセラーとして、数多くのカップルカウンセリングを行ってきたジョン・ブラッドショー氏によれば、恋愛当初は相手のすべてが素晴らしく見え、甘い恋愛気分にひたれる“蜜月”タイムだといいます。そしてこれは通常12か月から18か月ほど続きますが、相手の欠点や不完全さが目に付くようになってくると次のフェーズへ移行する時期です。
相手との関係性も時間の経過とともに変化する、まずはこのシンプルな事実を受け入れ、その変化にうまく順応しましょう。
ときめきやドキドキ感よりも“一緒にいる居心地のよさ”を大切にしよう
付き合って数か月もすればドキドキ感も減り、「この人、こんな人だったんだ」という軽い失望感や落胆に見舞われることもあるでしょう。でもそれはあなただけではありません、相手だって同じように感じているはずです。それでも“この人と一緒がいい”と思うには、それだけの居心地のよさを感じているから。それは映画や小説のようにロマンティックなものとは少し違うかもしれませんが、それでいいのです。
恋愛当初の興奮が落ち着いて、あらためて相手のことをパートナーとして考えたとき、自分を受け入れ、サポートしてくれるような存在であれば、その居心地のよさはかけがえのないものでしょう。
“情熱的なセックス”だけを恋愛のバロメーターとして考えないで!
よく人は、ロマンスや愛情とセックスを混同してしまいがち。でも情熱的なセックスをしなくなったからといって、愛情も冷めた……だからもう関係も終わり――なんて短縮的に考えてしまうのはやめましょう。付き合いが長くなっていくなかで、セックスのスタイルも変わっていきます。当初のような刺激的なものではなくなるかもしれないし、体の相性がよくないのではないかと悩んだりすることだって出てきます。
でも情熱的なセックスを常に続けること自体、カップルとしては非現実的だし、それだけで愛情をはかれるものでもありません。付き合いの長いカップルで、刺激や頻度は以前ほどではなくなっても、より満足度の高いセックスをしている人たちもたくさんいます。
セックスのお悩みは他人にも打ち明けにくいものですが、「こうしなければならない」というようなローモデルはありません。お互いの信頼感や愛情をベースに、ふたりにとってもっともベストな関係を探っていけばいいのです。
自分の“性格”や“欠点”ともきちんと向き合ってみよう
恋愛ははじめるよりも、続けるほうがはるかに難しい――。それはどうしてでしょう? なぜなら、ひとりの相手と親密な関係を築くことで、どうしても自分自身の人間性や性格、欠点とも向き合わなければいけなくなるからです。
なにかうまくいかないとき、つねに相手を責めるばかりでは、どんな人とだって安定したカップルにはなれません。自分の性格や欠点ともきちんと向き合い、変えるべきところは変える勇気を持つことも、恋愛においてはとても大切なのです。
もしふたりの関係に停滞感やいきづまりを感じたら、恋に落ちた当初のことをよく思い出してみましょう。相手に好意を抱き、恋に落ちたことにはきっと理由があるはずです。その理由やときめきを自分のなかでもう一度蘇らせてみて。そうすればきっとまた、「大丈夫、私たち、きっとうまくやっていけるわ」という気持ちがわいてきます。
▽ 参考記事(海外サイト):Divorce proof your marriage (even if you haven't had sex in years): A leading couples counsellor reveals how to prevent your relationships lurching towards disaster