お財布のヒモはにぎってる?~弁護士からみた夫婦の家計事情~

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生井澤 葵

Written by:

2016.01.07.Thu

あなたのお家の家計管理はどんな感じですか? 「男は黙って給料日に給料袋を渡すものだよ」なんて、お母さんの世代には言われていたようですが……。いや、そもそも振込だし……というツッコミはおいておいて、時代の流れとともに夫婦の家計管理事情もさまざまなバリエーションが出てきたようです。

旧来型

「旦那さんのお給料の管理は全部、私がしています!」「旦那さんにはお小遣い●万円」という、お母さんの世代に多かったタイプ。最近は少し減ってきているような気がするのですが、あなたのお家はいかがでしょうか? 家計を預かる身としては、節約と貯金が期待されています。一方で、生活していくにはなにかとこまごまとしたものが必要なもの。きっちりと家計簿をつけていくことを強くオススメします!
夫婦仲良くしていくには、「家計簿はこんな感じだよ」「ここにはどうしてもこれくらいかかっちゃうんだよ」と、家計をつねにクリアにしておくのが大切と感じます。夫婦でモメてしまったときに、家計簿を付けていないと「使い込んだ」「浪費した」「へそくりを隠している」など、男性側は大きな不信感を持つことが多いようです。
実際のケースの一部では、奥さんの家計管理に本当に問題があることもあって、自宅を手放して旦那さんに破産手続きをしていただかなければならなくなることも。

イマドキ型

「旦那さんから今月のぶんって言われて、●●万円渡されています!」「足りなければ、足りないって言って生活費を追加してもらうけど、旦那さんのお給料がいくらもらっているか知らない」という、若い奥さんに多いタイプ。この場合、渡してもらっている生活費の中から、貯金をすることまで求められているのか、あるいは旦那さんが貯金をしてくれているのかなどを、きちんと確認をしておいたほうがいいと感じます。旦那さんの給与口座から自動で引き落として積み立てられる預金などもおすすめ。
手元に残した部分は全部、旦那さんが自分のお小遣いとして使っていた! というケースもありますので、ご注意を!! 旦那さんが渡してくれる生活費が足りなくて、パートに出なければならなくなったという切実な話もあります。

分担型

「私は毎月●●万円、旦那さんは毎月●●万円を家計に入れています!」という、共働き世代に多いタイプ。経済的にはかなり独立した状態なので、おたがい自分で貯金をしていくというスタンスで、おたがいの給与を知らないことが多いようです。自分で稼いだものは、自分のもの! とおたがい割り切れるメリットもありますが、家事や出産・育児で女性の方に負担が大きいと、男性にあまりにも都合が良くなってしまうこともあるので、家族のライフイベントごとに、見直しをすることが大切なようです。

「同居を始めたときに、なんとなく今の家計管理のスタイルになって……あまり考えていなかった……」というあなた! 一度旦那さんと幸せな結婚ライフのために話し合いをしてみてはいかがですか?

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記事を書いたのはこの人

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生井澤 葵

弁護士・中央大学法科大学院実務講師・JADP認定夫婦カウンセラー。
主に埼玉県で弁護活動をしています。
女性の弁護士ということで、夫婦の問題や、男女の問題についての相談が集まり、
その分野の問題を多く取り扱っています。
ホスピタリティのある法律相談ができるように、
カウンセラーの資格も取得しました。
女性がある日、ふとぶつかってしまうような法律の問題を、
分かりやすい言葉で、丁寧に説明することが得意で、
法律事務所・弁護士に相談することのハードルを下げるために、
日々情報を発信しています。
ブログ 弁護女子。
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