彼を夢中にさせる、エロく正しく美しいランジェリーの選び方 その2

メイクにスキンケア、ヘアスタイルにファッションと、歳を重ねていくごとに変化するものがあります。内面の成長や体の変化と共に、バージョンアップを繰り返すのです。その中の一つとしてピックアップしたいのが、”ランジェリー”。淑女の皆様は、どんな下着を身に付けていますか? 前回のブラジャー編に引き続き、今回もプロの方から「大人のランジェリーの選び方」についてお話を伺って参りました。


ランジェリーは使い分けるべし

前回のコラムにて、体に合った下着を身に付けることで美しいシルエットになると明言いたしました。そして同時に、パートナーへの愛情表現にもなりうると。アメリカやヨーロッパの女性達は、彼氏や旦那さんの趣味も考慮して下着を選ぶのが当たり前なのだとか。
……しかしだからと言って、いつもオシャレでセクシーなランジェリーでは疲れてしまうのもまた事実。しっかりボディメイクをするシーン、リラックスするシーンなどと使い分けましょう。

プロが教える、美ヒップ ランジェリー

某大手ランジェリー会社のプロ Aさんによると、日本人は美バストを持つ女性より、美ヒップを持つ女性のほうが圧倒的に少数なのだとか。それはもともとの形や筋肉の付き方というより、美ヒップの作り方を知らないから。

「まず、ヒップのサイズを間違えている人が多いことが気になります。ヒップもバスト同様 柔らかなふくらみがあるのですから、その女性らしいラインを潰さないようなサイズ・形を選びましょう」

正しいヒップサイズとは

洋服がMだからと、ショーツもMサイズを選んではいませんか? それは大きな間違い! サイズは正しく選びましょう。一般的には、

S…82-90cm
M…87-95cm
L…92-100cm
LL…97-105cm

が目安となっています。サイズが小さいショーツを無理して履いていると、血行不良を引き起こしたり、締め付けによる色素沈着で黒ずんでしまったりするのです。

美しいショーツタイプの選び方

ショーツタイプ、つまりショーツの形をきちんと見極めることも、美ヒップには欠かせない工程です。最もベーシックな形は皆様ご存知のフルバック。お尻を支えてくれるので、これが履いていて一番安心! という方も多いのでは。フルバックとは違う密着感で人気があるのは、Tバックタイプのショーツです。バックが細く小さな逆三角の布で覆われていて、お尻と太ももが大きく露出されるのでとてもセクシー。洋服にパンティーラインが浮き出ないので、流行の白パンツ、これからの夏着物や浴衣にぴったりです。
その他ショーツにはリオ・ヘム・タンガなどさまざまな種類がありますが、ランジェリーのプロ Aさんのオススメは“ブラジリアンショーツ”。

「ブラジリアンショーツ(別名ハーフバック)は、フルバックとTバックのちょうど中間。ホールド力・緊張感共にほどよく、日本人のお尻にも合うんです。脚長効果もあるんですよ」

美人を作る、フルセットのランジェリー

ブラジャーとショーツの選び方についてお話をして参りました。が、下着はそれだけではありません。女性なら一度はチャレンジしたいのが、ランジェリーのフルセットです。一般的にはブラジャーとショーツの他にガーターベルト、キャミソールやスリップなどがセットになっています。普段の生活の中で常にフルセットを身に纏うことは難しいかもしれませんが、ここぞという勝負の夜、自信がなく落ち込んだ気分を上げたい時などにぜひ活用してみてください。自然と背筋が伸び、内側からほんのりとした色気が漂います。

体と心にぴったりフィットするランジェリーを見つけて、さあ、美しくなりましょう!

2015.06.02

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記事を書いたのはこの人

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Written by 香 みちる (カオリ ミチル)

都内在住のジュエリーデザイナー。 好きな宝石はダイヤモンド。好きな香りはムスク。 趣味は乗馬、バイオリン、旅行、そしてSM。