こんなことまで! 恋愛が私たちに与えるさまざまな影響とは??
「恋をするとキレイになる」なんてよく言われますが、実際のところどうなのでしょう。たしかに一気に容姿が変わるということはなくても、幸せそうなオーラや柔らかな表情などがうまれ、「この人キレイになったな、いい恋をしてるんだな」と思わせるような効果があると思います。科学的にみてみると、人は恋をすると“愛情ホルモン”と呼ばれるオキシトシンが増え、信頼感や幸福感が高まると言われています。ほかにもどんな影響があるのでしょうか。恋愛が私たちに与えるさまざまな影響についてまとめてみました。
愛には傷をいやす効果がある
幸せな恋愛は心の傷をいやしてくれる、というのは皆さんも経験的に納得のハズ。でもここでの傷とは精神的なものではなく、身体の物理的な傷のことを指します。オハイオ州立大学の研究者によれば、愛情に満ちた関係を築いている人は、傷の回復スピードも早いということがある実験から明らかになったというのです。愛し合っている人がいて精神的にも満たされているとストレスレベルは下がり、免疫力はアップ。その結果、身体に受けた傷の回復力も早まると考えられます。病気やけがをしたときに愛する人がそばにいてくれる――。それはほんとうに心強いことだといえるでしょう。
カップルはホルモン的に「似た者同士」になっていく
恋人同士なのになかなかわかりあえないことについて、「男は火星人、女は金星人」なんて言葉で男女の根本的な違いを表現することもありますね。ほんとうのところ、「付き合いが長くなればなるほどカップルは“似た者同士”になっていく」ということがピサ大学(イタリア)の研究者たちから報告されています。というのは男女が恋に落ちて付き合いはじめるころ、男性ホルモンの代表的なもので性欲ともおおいに関係のあるテストステロンが、男性では低下し、女性では上昇するということが判明。つまり男女でこのホルモンの差は縮まり、性欲レベルも同じような水準に同調というわけです。これは生殖目的としても合理的なもので、1~2年もするとテストステロン値は元のレベルに戻ると言います。言いかえれば、付き合い当初の2年間がカップルとしての勝負時、ここで「この人こそ自分にとって運命の相手だ」という強い確信が持てないと、性欲レベルもバラバラとなりすれ違いの原因となりかねません。
幸せな恋愛でシワも少なく、アンチエイジングに!!
これこそ女性にとって朗報! 幸せなカップル関係を維持している女性はシワも少なく、実年齢より若く見えることがイギリスの調査で判明しています。週に3~4回セックス(これは平均のおよそ2倍)をしている人は、実年齢マイナス10歳若く見えるルックスをしていると言うのです。ただし若さの秘密はセックスだけではありません、大切なのは付き合いの長い信頼のできるパートナーとどれだけ深く愛し合っているか、ということ。長年同じパートナーと愛のあるセックスをすることが、外見にも好ましい影響を与えると考えられます。
▽ 参考記事(海外サイト):Plagued by mozzies? Can't feel pain? You must be in love! The extraordinary ways that romance can affect your body