「運命」という言葉に弱い人に贈る「幸せ恋愛」のメソッド

2015.04.20

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

「運命」。
そう聞くと、予期せぬ幸運が努力もせずに舞いおりてきたような気がして、憧れることもあるのではないでしょうか。街角でうっかりぶつかって出会う、隣の部屋に引っ越してきたイケメンとふとしたことがきっかけで仲良くなる……などなど妄想すればきりがありませんが、どれも少女漫画だけのようなお話。現実的に考えてみれば、街角でぶつかっただけの相手と連絡先交換をする可能性などほとんどなく、また隣の部屋に誰が引っ越してきたかなんてわからない人も多いでしょう。とはいえ、なかには「運命」の相手を求めてさまよっている人もいるかもしれません。
そこでここでは、運命という言葉にしばられている女性が「運命」などなくとも幸せになれる恋愛をつかむための2つの心得をご紹介します。


1:「幸せにしてくれそうな人」を選んではいけない

幸せな恋愛と聞くと、自分の幸せがよくわからない状態のまま、幸せにしてくれそうな相手を選んでしまいがち。「幸せにしてくれそうな人」をさがすと、どうしても相手のルックスや社会的地位、収入にばかりを意識してしまいますよね。
愛されたい、幸せにしてもらいたいばかり思っていると、何か思い通りにいかないときに「この人は私を幸せにしてくれない」と勝手に不満に思うことになるでしょう。つまり、相手のことが好きなのではなく、自分を幸せにしてくれるであろう相手に価値を見出しているだけの自分勝手な考えなのです。
自分本位の身勝手な気持ちは愛情と呼べるものではありません。「幸せにしてくれそうな人」を選ぶよりも、自分が「幸せにしたい」と思える人と付き合うほうが幸せの近道です。誰かの幸せを願い、幸せにしたいと思うことは自分の心が満たされること。愛されることは確かに気持ちがいいものですが、必ずしも自分を満たしてくれるものだとは限りません。一方で愛することは、相手から「愛する喜び」という幸せをもらっていることと同じです。幸せになるには、幸せにしたいと思える器作りからはじめましょう。

2:自分の「自信」を磨くべし

よく愛されるためには「自分磨きをしましょう」と言われますが、愛されることを目的として行う自分磨きには軸がなく、すぐにブレてしまいます。自分磨きをするのは他でもだれでもない自分自身のためです。
自分磨きの目的は「自信をつくること」にあります。つまり、自分の価値を磨くことが大切です。そのためには自分で自分のことを素敵だと思われる行動や物言いをするようにすること。脱いだ靴は揃える、食べ終わった食器はすぐに片付ける、といった小さいことからで構いません。外見を磨くのもいいですが、基本的なことができていない人は外見を磨いても取り繕っているように見えるだけ。
まずは自分の生活スタイルをきちんとしましょう。「自分は愛される価値のある女だ」という自信が、素敵な恋愛をつかみやすい性質にするはずです。

「運命」は自分の力でつくるもの

何もせずに運命の王子を待ちわびていても、ただ老いていくだけ。「運命」は、自分の努力で作られるもの。たとえ街角で素敵な人とぶつかったとしても、ボロボロのヒールを履き、ボサボサの頭、すっぴん顔で痛そうにしていたって連絡先交換には至らないはず。運命は日頃からの努力を続けた人が謙遜して使う言葉なのです。

2015.04.20

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by 小林リズム

91年生まれのライター/コラムニスト。 IT系メディアの広告や編集者を経てフリーライターに転身。 育児系インフルエンサーとして「ゆるい育児」に関する話題を発信中。 コラムでは婚活・ママ・子育てのジャンルをメインに執筆。 ブログ:http://kobayashike.com/ インスタグラム:https://www.instagram.com/kobayashirizumu/ note:https://note.mu/uchidareiko