単純なことだった! ○○を捨てた友人たちが次々に恋人をつくってるわけ
長年恋人のできなかった友人たちが、ここのところトントン拍子に恋人をつくっています。それまでの彼女たちの口癖は「いい人がいない」「自然な出会いがほしい」でした。女子会で繰り広げられる会話は「最近の男性が草食だよね~」「ここのパワースポットに行って出会えたって人がいるらしいよ~」といった男性ジャッジトークと、根拠のない都市伝説トーク。前半で自分たちが恋愛ができない理由を正当化して、後半で効き目のありそうな占いなどに頼り安心をするというのがお決まりパターンでした。
どちらも外部に原因や理由を求めているだけで、ちっとも自分たちで変わろうとする姿勢が見受けられません。そんな彼女たちが、あるものを捨てたところ次々に恋人ができたのでびっくりしました。結構大事なことだと思うので、ここでご紹介しますね。
相手に対する「理想」を捨てる
恋人がなかなかできない人にありがちなのは、「彼がエスコートしてくれない」「学歴がない」などと相手に求めるものが多いこと。ちょっとしたことで眉をひそめたり、他の人と比べたりして「この人はダメ」とすぐにジャッジします。相手の欠点ばかり目につくのは、現状の自分に満足できていないのが原因です。自分に自信のない人ほど、気に入らない自分越しに見える世界も素敵なものに思えません。
また、心のどこかで自分の欠点や短所を相手に埋めてもらおうと思っているため、相手に求めるハードルが必要以上に高くなるといったことも理由。ひょっとすると相手に押し付けている「理想」は、自分がなりたい「理想」ではありませんか?
相手から向けられた「理想」を捨てる
少しでも「いいな」という人が現れると、ことごとく猫をかぶり相手の望む人物を演じてしまうことがあるのが、恋愛下手女子。「女性らしい人がいい」「家庭的な人がいい」などという相手から向けられた理想(というか妄想や幻想)を律儀に演じようとします。彼に尽くし、彼の理想の彼女であり続けようとするのが特徴です。もちろん無理をして演じても長くは続かないため、途中でフェードアウト。疲れ果ててしまい怒りが爆発、なんてことも。相手の望むように答えなければ自分は愛されないという強迫観念が、自分と恋を追い詰めています。
これも先ほどと同じように自分に自信がないことが原因です。相手に認めてもらうことで自分の価値を肯定するよりも、まずは自分自身で自分のことを認められなければなりません。「私を認めて! 優先して!」という感情の押し付けは、やがて相手にとっては負担になります。いわゆる、重い女です。
「理想」を捨てて自分を見つめよう!
というわけで、「理想」を上手に手放し、自分を見つめて現実と折り合いをつけることができれば、自分にぴったりの相手と出会い、お付き合いをすることができるでしょう。これをある人は「妥協した」と言い、またある人は「素敵な人に出会えた」と言います。今の自分はきちんと付き合えるだけの心構えでいるのか、一度自分を見つめてみるのがいいかもしれませんね。