“人生にもっとラブを!”、見逃してはいけないスキンシップの力を見直そう

2015.02.25

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現在恋人がいる人も、彼氏が欲しいなーと思っている人も、恋愛にはどんなことを期待していますか? 学歴や年収、ルックスといったスペック、何でも話せるベストフレンドのような関係、いつまでも恋愛のドキドキ感を味わせてくれるときめき、そしてカラダの相性……。人それぞれさまざまな要素があると思いますが、やはり欠かせないのは恋人ならではの親密さ、つまりぬくもりではないでしょうか。人は誰しも他人から愛され、自分をありのままに受け入れてもらうことを望んでいますが、そこに欠かせないのはスキンシップです。


子どものころは受けてきた「スキンシップ」

小さな子どもの頃は、母親や父親そして周囲の大人たちからそうしたスキンシップをたくさんされることで、安心感や自己肯定感を養ってきました。頭をなでられる、全身をしっかりとぎゅっと抱きしめられる、道路を渡るとき手をつないでくれる、そうした人間同士の肌の触れ合いが、幼い子どもにも揺るぎない安心感として伝わり、“自分は確かに愛されている、大切にされている”という気持ちを確かなものにしていきます。
そして大人になって恋愛をするとき、「愛され、大切にされる」から「愛し、大切にする」ことを覚えていくのです。そのとき恋人といい関係を築くうえで見逃せないのがこのスキンシップ、相手に信頼感と愛情を伝える強力なツールをないがしろにしてはいけません。

スキンシップの素晴らしさ

スキンシップの威力は科学的にも証明されています。誰かと触れ合い、ぬくもりを感じることでストレスホルモンであるコルチゾールの値が低下し、その反面幸福ホルモンと呼ばれるオキシトシンの量は増えるというのです。その結果、人はより幸せを実感しやすくなるだけでなく、体の免疫機能まで向上するというのですから、こんなにいいことはありません。

身近な恋人に触れる、ただそれだけで幸せになり、健康にもよい、そしてお金も少しもかからない、まさにいいこと尽くしのようだと思いませんか? それにスキンシップはどんなにしても、やりすぎということはないし、減るものでもありません。さあ、スキンシップの素晴らしさを見直したくなってきたでしょうか??

スキンシップにもいろいろある! どんどんやってみよう!

・相手の体を全身ギュッと強く抱きしめるハグ、真正面からじゃ恥ずかしい人は後ろからでもOK!

・手をつなぐ、散歩しているとき、ソファに座ってテレビを見ているとき、カフェで隣同士に座っているとき、密着度は低くても、“繋がっている感”満点。

・ベッドでマッサージ、肩を揉んだり、足先をほぐしてもらったり、愛する人との一時は何ものにも代えがたいリラックスタイムに。

・一緒に踊ってみる、スローな音楽でゆっくりと動きながら相手と体を密着させて。映画のワンシーンのような気分に浸ってみるのも楽しいものです。

もちろん恋人以外ともスキンシップをはかってみるべき。ペットの体をやさしく撫ぜたり、赤ちゃんをだっこしたり、小さな子を抱きしめたり、そんな動作でもほっこり気持ちが温かくなり、優しい気持ちになるはずです。いろいろ世知辛い世の中だからこそ、身近な人とのスキンシップを大切にしていけたらいいですね。

2015.02.25

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。