焼き鳥>マカロン? 彼女を怒らせてしまったときに知っておきたいたったひとつのこと

2015.02.15

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「女の子が求めているのは共感! ビバ共感! だから女の子を怒らせてしまったときは、とりあえず相づちを打ってあやまりながら共感しましょうね! そうしたら怒ったり泣いたりしていた女の子もいつもの優しい彼女に戻ってくれますよ……!」なんてことを、これまで押しつけがましくコラムで書いてきましたが、実際にひねくれ者の筆者は「簡単に共感されたらバカにされているみたいで嫌だな……」なんて思っていたのも事実です。
もし「君の気持ちはわかるよ」なんて白々しく言われたら鳥肌が立つし、「人の気も知らないで……!」と余計に怒りに火がつきそう。
そしてそんな自分を「ふつうの女の子とは違っているのかもしれない」なんて思っていたのだから笑ってしまう話です。実際にお付き合いしている彼とケンカをしたとき、筆者が思ったことは「やっぱり自分も共感されたい女なのだ」ということです。
みなさんは彼女を怒らせてしまったとき、どうやって許してもらっていますか?


「ごめん」ですめば警察はいらない

男性には相手と喧嘩をすると「戦う」か「逃げるか」の2つしか選択肢がないと言われています。よって、女の子を怒らせてしまったら(1):自分の言い分を主張する。(2):「ごめん」とあやまる。という選択をとることが多いと思うのですが、怒らせている場合に(1)が論外として、(2)でも彼女は納得しません。むしろ苛々してしまう可能性があります。
なぜなら「ごめんね」と何度もあやまられていると、被害者であった自分が加害者にまわったような立場になり、「こんなにあやまられているのに怒っている自分は器が小さいのかもしれない」という気持ちにさせられるからです。怒ったら怒ったで自分の力量のなさを実感するし、かといって曖昧にはぐらかされるのも嫌。じゃあどうすればいいのかというと、「共感」がキーワードになります。

やっぱり「共感」がほしいってこと

基本的に女性は、「自分をわかってもらいたい」という気持ちが強いです。だから、どんなに理路整然とそのときの状況を説明されたり、あやまってもらったりしても納得できません。「こういう理由でこうした」「ごめん」という言葉は聞きたくないのです。よって、けんかをしたときに「あんた、何に対してあやまってんの? 本当に悪いと思ってるわけ?」と聞かれる男性はこのところを理解していないということ。
女性は「自分が傷ついたこと、ショックを受けたことをわかってほしい」と思っているので、「ごめん」や「こういう理由だったんだ」と言われても、ピザを注文したのにチヂミが運ばれてきたようななんとも腑に落ちない気持ちになるのです。それならどうすればいいのかというと、ひたすら共感です。
「つらい思いをさせちゃったな」「苦しませてしまった悪かった」わかってもらえた、受け入れてもらえたということに女性は男性が想像している以上に安心するのです。

焼き鳥>>>マカロンの構造

「女を怒らせたらとりあえずマカロン買ってあやまっとけ」なんていう話も聞きましたが「マカロンで許されると思ってるなんてバカにしてんの? あたしのことホントにわかってない!」と火に油を注ぐ結果になることも。「女にはとりあえずマカロンかっておけばいいと思ってるわけ?」とヒートアップすることもあるので要注意(彼女の好きなお菓子ブランドならばマカロンでももちろん可)。
マカロンを買うくらいなら「仲直り感」のあるカップラーメンや焼き鳥を買ったほうが効果的。「一緒に食べて仲直りをしよう」といった気持ちを感じさせるコンビニの牛乳プリンやシュークリームでもいいですね。

女性の気分の変動にびっくりすることもあるかもしれませんが、きちんと仲直りをして末永く幸せなお付き合いをしてくださいね。

2015.02.15

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記事を書いたのはこの人

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Written by 小林リズム

91年生まれのライター/コラムニスト。 IT系メディアの広告や編集者を経てフリーライターに転身。 育児系インフルエンサーとして「ゆるい育児」に関する話題を発信中。 コラムでは婚活・ママ・子育てのジャンルをメインに執筆。 ブログ:http://kobayashike.com/ インスタグラム:https://www.instagram.com/kobayashirizumu/ note:https://note.mu/uchidareiko