男に甘えたくなった時の処方箋 後編

2015.02.03

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「甘えたい」。
一人で過ごしたくない夜は、誰にでもあります。誰でもいいから、温めて欲しいと思ったり、お酒の力を借りてハメを外してしまいたくなる夜だってありますよ。
ですが欲望のままに生きていては、絶対に後悔するのです。
今日はそんな欲求を紛らわしたいあなたに捧げます。後編、いってみましょう。



▽ 前編はこちら

家族と話してみる

忙しい毎日の中でいつのまにか家族とのコミュニケーションが不足していることもあるでしょう。遠く離れた実家に電話をしてみるもよし、兄弟に連絡をとってみるもよし、ご家族と同居されているなら、近場に一緒に出かけてみるもよし。とにかく、ご自身の血縁者の声を聴いたり、自分の近況を話したりしてみるのです。
大人だって、家族に甘えていいんです。人にアウトプットすることで冷静になれますよ。

とことん孤独を楽しむ

これは少々マニアックなやり方ではありますが、トコトン一人になる、というものです。
部屋で一人、リラックスした状態で携帯の電源を切って外部からの接触を一切断ち、座禅を組んだり、ヨガをしてみましょう。
自分の精神力を鍛え、孤独を受け入れてしまいましょう。自分の心と向き合うことで、「なんとなく寂しい」と思っていた原因がわかったりします。

「弱い自分に勝てるなら、誰に負けてもいいですよ」

これは、筆者の幼馴染がくれた励ましの言葉です。ご紹介した方法で気を紛らわすのも一つの方法ですが、それはただの一時しのぎでしかありません。
その理由が見えているのなら、弱い自分に打ち勝つために、自分の中で弱気になってしまう理由と戦う必要があります。その理由は、人によってさまざまでしょう。職場やサークルの中での人間関係だったり、恋愛の悩みだったり、将来への漠然とした不安だったり、たくさんの理由が考えられるでしょう。
頭の中を整理して、腰を据えてじっくり考えてみてはいかがでしょうか?

自分のことを、甘やかしまくる

知恵熱が出るほど考えて、ひと段落したら自分のことを甘やかしまくりましょう。思いつく限りの甘やかしを自分にしてみるのです。
買い物に行ったり、自分の好物ばかりを買って来て食べたり、ゆったりとした時間を過ごしたり、エステに行ったり、ネイルを変えてみたり、いつもより長めに睡眠をとったりしてみるのです。自分のことを誰より甘やかし、大事にできるのはあなた自身なのです。これを自覚することです。

いかがだったでしょうか? 男に甘えたくなった時に、欲望のままに甘えにいくのはナンセンスです。つらいですが、そこを自分の成長するチャンスととらえて、もうひと頑張りしてみてください。
本来、人間というのは一人なのです。 周りに助けられ、支えられ、生きていますが、最終最後、この寂しさは自分で受け入れ、うまくつきあっていく必要があるのです。
弱気に勝てるかどうかは、あなたの勇気次第。付け焼き刃のぬくもりが、あなたに成長をもたらすことはありません。どうかあなた自身を、大事にしてあげてくださいね。

2015.02.03

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記事を書いたのはこの人

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Written by 立羽あさぎ

広島の山奥にある大学を卒業後、上京。 着ぐるみのスーツアクター、俳優・声優として活動後、エステティシャンとなる。 現在は、都内で劇団『タカラサガシゲキ団』の代表として、脚本・演出家として活動中。 オフに楽しむ梅酒と枝豆が何よりの至福。 暴走系ひきこもり女です。ご贔屓にどうぞ。