離婚の危機を回避するための戦略的コミュニケーション術とは?
せっかく結婚したのに離婚……ということももはや珍しくないこの時代。一生の愛を誓うほど愛し合っていたのに、どうして離婚という選択をしてしまうのでしょうか。事情はそれぞれですが、離婚は想像以上に精神的にも経済的にも大きなダメージをもたらします。ですから、やはり避けれるものなら、避けたいところ。そこで離婚の危機を回避するためには、どんなコミュニケーション術が大切なのか、まとめてみました。夫婦関係がうまくいっているカップルにとっても参考になるので、ぜひ気をつけてみてください!
同じ時間にベッドにいき、“ピロートーク”を楽しむようにする
1日の終わり、夫婦でリラックスできる時間があるか、ないかで夫婦関係にも大きな差が生じてきます。セックスに至らなくても、十分親密度を高めあえる濃厚な時間を過ごせるよう、できるだけ夫婦そろって同じ時間にベッドに入るのが望ましいと言えます。
週1でふたりだけの“デートタイム”を設け、ロマンスを維持する
夫婦になったからと言って恋人気分を味わってはいけないなんてルールはありません。むしろ、異性として緊張感を持って愛し合えるような関係を維持することはとても大切。そこで週1のペースで夫婦ふたりだけの“デートタイム”を設け、ロマンティックな気分を思い出してみましょう。外出できなくても、家でキャンドルライトを灯して夕食を共にしたり、お酒を飲んだりというようなことでもムードは高まるはずです。
育児、仕事でのすれ違い、家計のこと、月1で“夫婦ミーティング”でしっかり話し合う
夫婦は家庭という社会ユニットを営む“パートナー”でもあります。ですから、生活のさまざまな問題(育児、仕事、家計など)について、冷静な視点で話し合い、どうやって対処してゆくかチームワークを発揮して乗り越えていくことが大切。そのためにも、月1で“夫婦ミーティング”を開き、今なにが問題か、それをどのように対処していくべきか、はっきりと話し合う時間をもちましょう。このシーンではあくまで現実的に、冷静に話し合うことが肝心、健やかな家庭を運営していくためにも、不安なども含めて正直に話してみてください。
日曜日の夜には、“1週間の予定”についてふたりで話し合う習慣をつける
日曜日の夜はなんとなくテレビをダラダラ見て終わり、という時間の過ごし方はもったいない! それよりも月曜日からの1週間、どんな予定か、帰りが遅くなりそうなのはいつか、細かいスケジュールをしっかり確認し合う習慣をつけましょう。そうすることで、日常のささいなすれ違いや思い違いをかなり防ぐことができます。何年夫婦をしていてもけっして、“分かったつもり”にならず、コミュニケーションを惜しまずとる姿勢を持ちましょう。
最後に……こんな名言をご紹介しておきましょう。
「表現しなかった感情はけっしてなくならない。それは一時的に胸の中に収められるが、ずっとくすぶり続け、後になってもっと醜い形で表れてくる」
▽ 夫婦間で感じた違和感、すれ違い、あるいは不満はけっしてそのままにしておいてはいけません。ふたりでよく“コミュニケーション”を図り、解決する努力を惜しまないこと。たとえそれがすぐに解決できなくても、ずっと胸に秘めたまま我慢を続けて、ある日突然不満が爆発するよりははるかにマシです。パートナーを信頼し、心を開いて話し合えること、それこそが離婚回避の最善の方法と言えるでしょう。
参考記事(海外サイト):5 great reasons to get divorced