両親の影響から抜け出て良好なパートナーシップを築こう

2014.12.17

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私たちは両親から知らないうちに大きな影響を受けています。仕事の価値観やお金の価値観、そしてパートナーシップの築き方。仲のいい夫婦のもとに生まれた子どもは、自分もそのようになりたいと思い、仲の悪かった夫婦の子どもは、自分もいつかそうなってしまうのではないかと怖れています。


両親のようにはなりたくない

人間関係で悩むことの一つに、夫婦関係が挙げられます。仲悪くなるために結婚したわけではないのにどうもうまくいかない。これって両親の影響かも? と思う時ありませんか? こういうことは絶対言いたくないと思っていたことを気付いたら言っていたとか……。
言うまでもないことですが、両親の関係をなぞられなくてもいいことは知っているのに、心のどこかで「同じようになってしまうのではないか?」と不安に感じている人は少なくないと思います。

コミュニケーションが刷り込まれている

あなたの両親はどういうコミュニケーションをとっていましたか? 実は、このコミュニケーションの仕方がパターン化されています。
たとえば、父親が何か言われても自分の意見を言わなかったりすると、「男性は寡黙である」という観念を持っている男性がいます。同じように母親が愚痴ばかりこぼす人だったら「女性は愚痴をこぼすものだ」と刷り込まれています。
こうしてみていくと、両親のコミュニケーションスタイルが知らない間に、あなたの人生に色濃く残ってしまいます。
筆者も母親の愚痴が刷り込まれていて、ついつい言っていまいます。そういう母親を持った男性と夫婦になるなら違和感はないかもしれませんが、筆者の場合は、夫の母親がそういうことは言わない人なので、愚痴を言うととても嫌がられます。

両親に感じた痛みを癒す

つい「両親がこうだったからこうなってしまった」と言ってしまいがちです。両親がどういうパートナーシップを持っていたにせよ、あなたは自分の望むパートナーシップを選べるという考えを持った方が健康的だと思いませんか?
あなたの両親がどうだったかを総括することで、あなたがどういうパートナーシップを築きたいか、よりはっきりさせることができます。そして、できれば良い例を見せられなかった両親を許してあげましょう。それによってあなたも自分が間違いを犯した時に、自分を許してあげられるようになります。

そう簡単に許せることではないかもしれませんが、悪いことばかり考えていると自分が疲れてきてしまうので、理想のパートナーシップを築けるよう両親の影響から抜け出しましょう。

2014.12.17

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記事を書いたのはこの人

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Written by 駒夏実

大学卒業後、部品メーカーに勤務。その後独立。23歳で結婚。恋愛経験が少なく、学生時代にこのままでは女性としてヤバイと思い、一念発起して女子力をあげるために小手先テクニックを駆使。交際1年半で結婚したことで、恋愛経験が少なくても結婚できることを証明。