彼の事が好きか分からなくなっている…そんな恋愛の落とし穴にはまる前に、考えるべき3つのこと

片思いや、恋人同士でも、長ければ長いほど相手のことを本当に好きかどうかわからなくなる事があります。
初めはきっと大好きだった。
でも、妥協してしまうようなケンカをしたり、嫌なところもたくさん見た。なぜ、今も私は彼のそばにいるのだろうか？　それはやっぱり好きだから？　好きって一体どんな気持ちで、どんな感情だったっけ……。

どうして「好き」なのか？

マンネリとまた違い、彼のことを見すぎて思いすぎて、受け入れられない部分もあって、結果自分は彼が好きかなのか、分からなくなる瞬間が生まれたのだと思います。
そんな思いが生まれてしまった時は、何を考え何に重きを置いて彼に接すればいいか、それさえも難しくなってしまいますよね？
居なくなったら寂しい、という事は好きなのか？　彼が他の女の子と一緒に居るのは見たくない、という事は今も彼を大切に思っている証拠なのか？　恋愛の幸せな思い出でもあり、大きな闇でもある“彼と過ごした時間”が、自分の求めている答えにもやをかけてしまうのでしょう。

彼と居る自分は好きかどうか

彼と居る自分は好きですか？
彼のあらを探してしまっているとか、彼の前だと自分は可愛くないと答えたあなた。彼の事を好きかどうか悩む前に、今の自分を好きかどうか悩むことも大切です。不思議な事に、人は今の自分があまり好きじゃないとか自分に不満を感じているとき、一番近くにいる相手の事も分からなくなってしまう事があります。
このお話は、卵が先か、鶏が先かというどっちが先に芽生えた感情かどうかあやふやな事でスタートしてしまうのです。
反対に、自分の事が好きに思えたら彼に対しての見方も、少しは変わると思います。彼が好きか分からないなら、まずは自分を好きになることに意識を持っていくこと。それが、この問題と向き合うスタートラインなのです。

彼に対しての妥協を失くし、歩み寄ることを意識する

言い方は悪いですが、彼が好きかどうか分からないなら、ある意味怖いものなしですよね。それはそれで、怖がらずに本音を伝えられるチャンスかもしれません。
だったら、今まで彼に対して妥協してきたこと、反対に自分に対して妥協させてきたことを、お互いに話してみてはいかがでしょうか。付き合い始めは、小さな不満もなんのその！　でも時間が経つにつれ避けられないほどのしこりに変化してしまっている。そんな小さな石ころ級のしこりをほっておいた結果が今なのです。恋愛に早いも遅いもありません。思った“今”が全てなのです。

彼が居なくなったら、自分の未来はどうなるのか

今回お話したような「彼の事が好きかどうか分からない」という状況で、考えをめぐらす時に一番足を引っ張ってしまうのが「未来」です。長くお付き合いをしている恋人同士なら、周りが結婚も視野に入れ接してきます。そのため、未来のビジョンを描くとき彼がいる事が容易く想像できてしまうのです。
そうなると自然と頭は、彼が居なくなったら自分の未来はどうなるのか？　という不安要素を生み出します。未来の不安は、皆さんが間違いやすく勘違いしやすいもの。
今があるから未来があるという事が、現代では特に理解されにくいのでしょうか。今の積み重ねが、二人の未来を創るのですから今、未来に不安を抱くのはお門違いです。ですから、今、自分にできること、考えることを精一杯しなくてはいけません。
そのとき、自然に彼がいる事が未来のビジョンに想像できたのであれば、今、彼と離れる選択をすることはないでしょう。