ハッピーな結婚生活を維持するために欠かせないこと……それはやっぱり○○でした!

2014.12.16

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幸せな結婚生活に必要なこと、それが“相手への愛情”だけではないことは皆さんすでにご存知のはず。なんといっても無視できないのは、やはり“お金”の問題です。
夫婦でどんなふうに家計のやりくりをしているか、そこにある種の問題が見えてきます。


自分だけのために使えるお金はある??

夫婦でまったく別会計にしているか、あるいは共同名義の口座を作って管理しているか、やり方はいろいろありますが、皆さんは“へそくり”を持っているでしょうか。“へそくり”とは、相手に知られず自分の自由に使えるお金そのものと言っても構いません。それがある人は結婚生活もよりハッピーに送れると言えそうです。イギリスの調査では、配偶者に完全に経済的依存をせず、自分だけのために使えるお金をある程度キープしているカップルたちのほうが満足度が高いという結果が出ているのです。
お金の使い方にはその人の性格や価値観がもろに表れます。夫婦でも、妻が毎日節約に励んでいるのに夫が飲み会で派手にお金を使ったり、趣味関係のものを勝手にどんどん買っていたら、妻側の不満はたまる一方ですよね。そんなとき妻にも自分で自由に使えるお金があればストレス発散にもなりますが、そうでないと不公平感ばかりが大きくなり、やがて夫婦間にも亀裂が……という話はけっして珍しくはありません。

結婚50周年を迎える夫婦のエピソード

また、あるエピソードを挙げてみましょう。
25年前のイギリスで、結婚50周年を迎えるある“おしどり夫婦”にジャーナリストがインタビューをしました。夫が外で稼ぎ、妻が専業主婦で4人の子どもを育てるという当時の典型的な夫婦スタイルです。インタビューが終わり、最後に何か(円満な夫婦生活のための)アドバイスはありますか、と奥さんに尋ねたところ、奥さんはおもむろにキッチンにある紅茶の缶を開いて見せました。そこにはなんと20ポンド紙幣がぎっしり詰まっていたのです。

「これは私の家出資金なの。これが私の結婚生活の“シークレット”(秘密、と同時に秘訣という意味も込められている)」

と奥さんは答えたそうです。

実際にそのお金を使うチャンス(?)はなくても、そこにそれだけのお金があり、もしものときはアクションを起こせる、ということが彼女のなかで密かな自信となって、50年間の支えとなっていたのでしょう。

と奥さんは答えたそうです。

筆者自身、結婚6年目を迎えますが、このエピソードには深く共感する思いがありました。夫婦とはいえ、いつなにが起こるか誰にも分からない。だからこそ自分を守る意味でも、自分だけで自由になるお金を持っておくことはすごく重要なのだと思います。そしてもちろん、相手のお金の使い方に、いちいち不満を溜めこまないためにも……。

お金というのはたしかに不思議な力を持っていると思います。熱烈に愛し合っていたカップルでも、金銭的な価値観の違いで別れてしまったり、関係が悪化してしまうなど……。お金でせっかくの夫婦関係が悪くなってしまうとは、なんとしても避けたいもの……。そのためにもお金のマネージメントは賢くこなしていきましょう。

参考記事(海外サイト):The key to a happy marriage? Having a secret running away fund

2014.12.16

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。