営業のプロが教えます! IT系社長から盗む恋愛術
営業というのは、自分の会社の製品を売り込むのが仕事です。飛び込み営業や、テレマーケティングともなると、かなりのコミュニケーション能力が必要になります。
先日、都内にある会社の代表取締役の方から、お話を聴く機会がありました。そのお話の内容が、すごく恋愛に通じるものがありましたのでご紹介しようと思います。
相手から、すぐに答えを求めない
営業の一番大事な仕事は、何度も顧客を訪問して、顧客との信頼関係を築く事なのだそうです。
まず一度、顧客になりそうなお店に挨拶に行き、二度目の挨拶に行ったときに名刺交換をさせてもらい、またその後日、三度目で資料を持っていき、その次にやっと、製品紹介をする……というように、何度も何度も顧客の所に訪問するのです。
なるほど。一度のデートでなんとかしようなんて思わないでも大丈夫ってことですね。
会話は、ゆっくりと
「顧客様が早口な方だと、ペースに飲まれてしまい、そこで商談が成立しないんですよ」という失敗談を伺いました。どうしても緊張して早口になってしまうところを、意識的にゆっくりと話すことで、相手も緊張が解けてリラックスができ、無意識に安心感を抱いてもらえるそうです。
しっかりと種まきをしたら、刈り取る時期を見計らうこと
何度も足を運び、顧客に関心を持っていただき、相手のタイミングを見て商談に入るそうです。
苦労なくして欲しいものは手に入らない、ということですね。相手の動向や、気持ちの変化に敏感でなくては、アプローチのタイミングも見逃してしまいます。
ニーズなくして、プレゼンなし
営業は、顧客が「これが欲しい、気になる」と言うまでは、製品のプレゼンをしないそうです。
確かに、彼女募集してない相手にいくらアプローチしても無駄ですよね……。
最後は、情熱オシ!
今回、お話を伺った方は、50代の社長さんでしたが、「どこまでいっても、最後はコレ。情熱がないと、人の心は動かない」と仰っていました。
なるほど! やっぱり、最後は「あなたが好き!」という情熱を届ける事が、彼を振り向かせる一番のパワーになるようですね。
会話とは、「確認をすること」
営業でも恋愛でも、意思疎通をしっかりする事がとても大事だということがよく分かりました。
今、彼が何を望んでいるのか、何を考えているのかについて、しっかり思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
営業マンから学ぶ、アプローチ方法、まとめ
・恋は焦らず、じっくりゆったり構える
・できるだけ多く、彼の興味や関心をひくような会話を展開し、種まきする
・向こうのアクションが見えた瞬間を逃さず、一気にモーションをかける
・最後は、情熱オシで!
いかがだったでしょうか?
営業と恋愛に共通することは、相手ありきで、自分を売り込む、ということです。そのために相手の事をよく知ること、しっかり会話をすることが大事なんですね。