夫婦のきずなをより深めるために、“正しいケンカ”をしませんか?

2014.09.12

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夫婦なんだからときにケンカするのは当たり前のこと、でもずっと後味の悪い思いをひきずったり、関係が冷めないよううまくケンカをすることって、なかなか難しいものですよね。言いたいことははっきりと言って自己主張しつつ、相手の意見も尊重する、そのさじ加減が難しいところですが、夫婦の関係を壊すどころか、もっと絆を深めるようなケンカができたらいいと思いませんか? 今回はそんな“正しいケンカ”の秘訣を探ってみました。


秘訣1:“今ケンカしていること”だけに話題をフォーカスする

ケンカがヒートアップしてくると、つい今ケンカになっていることだけでなく、他のことにまで話題が飛び火しがちです。でもそうなると、今現在抱えている問題に集中できなくなるし、とりわけ口達者(多くの場合、女性のほう)なほうが不平不満をたくさん並べて、口論も一方的になってしまいます。とにかく、今ケンカの原因となっていることだけに話題をフォーカスし、他の話とごっちゃにしないよう気をつけましょう。

秘訣2:ケンカから、相手への個人攻撃に発展しない

ケンカが続き、つい感情的になるあまり、相手に対して個人攻撃をしてしまうのも、多くの人が犯す間違い。「あなたって、ほんとうに思いやりがないのね」、「少しは私のことも考えてよ、いつも自分勝手なんだから」というように相手の性格や気持ちを責めるようになると、相手も同じように個人攻撃を始め、結果として悪口の応酬ばかりになってしまいます。これは結婚相手には一番避けたいことですよね。どんなに怒っても、相手への個人攻撃だけは避けましょう。これは本人にも簡単には治せないことだし、そもそもそういう部分も含めて好きになって、結婚相手に選んだわけですから、文句ばかり言って相手を責めるのはフェアではありません。
そしてもうひとつ、過去のことを持ち出してあれこれ言うのも止めるべき。今となっては誰にも変えられない過去の話をぶり返しては、ケンカもますますヒートアップするばかりで、前向きではありません。

秘訣3:“今後この件でケンカしないためにはどうすればいいか”解決策を提示する

夫婦なのですから、トラブルがあっても二人で協力して問題を解決していくのが、本来のあるべき姿。ですから、“今後、同じような事態に陥らないためにはどうするべきか”ということを一緒に考え、解決策を見出すようにすることが大切です。カップルのケンカに、勝ち負けはありません。あるとすれば、ふたりが同じようにハッピーに感じられる、あるいはふたりの仲がより深まるというのが本当の意味での“勝利”なのかもしれません。目前のトラブルだけに囚われず、ふたりの関係が試されているのだと気づいて。

秘訣4:“仲直りの儀式”をもつ

仲良し夫婦たちがよく口を合わせて言うのが、ケンカもするけど仲直りの仕方もちゃんと分かっているということ。具体的には、“仲直りの儀式”というものがそれぞれあるのだと言います。お茶を淹れたり、ケンカしても翌日に持ち越さないと決めたり、寝るときはケンカのことは忘れたり、などそれぞれ当人たちならではの仲直りの方法があります。いくらケンカしても、同じ家にいるのに口もきかない、目も合わせないというのはお互い気まずいだけですよね。ひどいケンカをしても最後は仲直りということを前提に、仲直りのきっかけを探してみましょう。

参考記事(海外サイト):4 fair fighting tips for a happy marriage

2014.09.12

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。