「ひとりでいるほうがラクだから…」という変化球のモテアピール

赤文字系雑誌や恋愛コラムでとりあげられている「モテ」に拒絶反応。そんな浅はかなテクニックを使うよりも、こうしたほうがモテそう……！　という自作のモテテクニックを考察し、実践している人はいませんか？
たとえば、筆者の知り合い（60代男性）はこの前「アイホン（iPhone）を持っていれば老人会でモテる」と言っていました。が、真偽は定かではありません。
特に思春期あたりの年代は「こうしたほうがモテるのでは……！」とマイ・ウェイを突っ走って変化球の球を宙に向かって投げ続ける、なんていうこともあるかもしれません。そこで今回は「勘違いしていた変化球のモテアピール」をご紹介します。

「結婚願望ないし、ひとりのが楽だなぁ」

本心：「口では彼氏ほしいとか結婚したいなんて言ってるけど、本当は別にほしくないんだよね。（……と言える余裕のある心を私は持っているの。全然重くない女だよ……って言っておいたほうがモテるんじゃない？）」

▽ 彼氏がほしい、結婚したいという欲望はガツガツしていそうに見えて拒絶反応。どうせなら「ひとりでも大丈夫なタイプ」としれっと言ってのけてみせたほうがモテそうな気がする……という変化球アピールです。「彼氏の必要性を感じないんだよね」「べつに結婚したいとか思ってないし」という強気の発言を「口ではほしいって言っているけど」という体をとることで軽やかにカバー。

「いや、モテとか興味ないし」

本心：「いやー、モテとか興味ないわ。（って言ったほうがモテるんじゃない？　ミーハー女子みたいにきゃぴきゃぴしないで、パンケーキもポップコーンも食べずに酢こんぶかじってるほうがモテるかも）」

▽ ばっさりと「モテることに興味ない」と言い切るアピールです。モテとか考えてるのってくだらないよね、そんなことよりやることあるじゃん……と、「モテ」に対して異様なまでの拒絶や否定をすることで自らを思慮深く慎重な女性だとアピールします。「パンケーキとかポップコーンとか、ミーハー女子が行くところでしょ（笑）」という体をとっておくことで、私は流行に流されない自分を持っている女性です、という無言の訴えをしているケースです。

「好きなタイプ？　うーん、荒俣宏かなぁ」

本心：「好きなタイプ？　荒俣宏がいいな（こういうときに定番なイケメン俳優を挙げるほど身の程知らずじゃありませんよ。ちゃんと人間の中身を見るって伝えたほうがきっとモテるよね……？）」

▽ 合コンや飲み会の席で好きなタイプを聞かれたときに挙げる芸能人を、明らかに「はじめて聞いたわ（笑）」と言われる人にするアピール法。イケメンとちやほやされる人を挙げるよりも、人の内面を見ていることを必要以上に強く伝えようとしている場合です。

モテテクニックも千差万別。自分にとって1番いいと思える方法を選択していきたいですね。