一つの恋を終えたとき、私たちが前に進むための方法論

2014.08.05

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愛した人を失ったとき、私たちは深い悲しみを味わいます。別れを告げられた場合、その哀しみは計り知れないものです。だからこそ、そんなときこそ投げやりにならないで。何が自分の本当の望みか、何を自分は求めているのか考えられる時期でもあります。
その時間をこれからの自分のために有効に使いましょう。


自分と向き合う時間を、自分で作る

寝る前や入浴中、ボーっとテレビを見ている時など無意識に考え事をします。それはあえて作っている時間ではなく、無意識に思考が働きだすのです。そんなときに悩み事などを考えてしまうと、ほとんどがネガティブ思考へと陥ってしまいます。そのネガティブ思考を堂々巡りさせ、行きつく先は悲しい気持ちしかないと分かっているのに人は流されてしまいます。
考え事をしたい時こそ「今から考えよう!」という姿勢で取り組む方が自分にとって最良の決断がでいるのではないでしょうか。
少しおかしな気もしますが「自分のために・整理するために・決断するために・けじめをつけるために」考えるのですから、それなりの気合いがあってもいいと思います。

頭がパンクしてしまいそうなら思いを書く

私たちの口から発せられる言葉には「言霊」という不思議な力があります。スピリチュアル系のお話ではなく、人間という生き物は不思議なもので自らの発した言葉が脳に届き、その言葉を脳で理解するのです。
よく夢や目標は口にするものだ! 自分でそうなると思う事が大切だ! と言いますが、全くその通りだと思います。潜在意識にすり込むことが大切なのです。ですが反対にマイナスな言葉ばかりをツラツラと述べてばかりだと、自分の行動がマイナスな事を引き寄せるという結果になるのです。世の中はとても上手くできていますよね。
妬み僻み、暴言や嫉妬など人の憎悪をかき立てる言葉ばかりを口にしている人間に幸せなんてやってくるわけがないのです。
でも、耐えられない。いっぱい伝えたいことがあったのに伝えられなかったという後悔があるのなら、それを言葉にせず紙に書いてみましょう。書くことで、それを見ることで、文章にすることで、意外にも自分でも気づかなかったことに気づいたりします。その気づきはきっと自分にとって必要なものだと思います。

無理をしない

「この人がいなくなったら、私はどうなるのだろう」心の底から愛する人を失うのは、自分が思うほど、人が思うほどダメージは大きいです。
されど失恋、たかが失恋、世界には男と女しかいないのだから大丈夫なんて気休め。
世界には男と女しかいないのに、出会う人は限られています。神様が最初にふるいをかけたのが、あなたが一生をかけて出会う人たち。
だからこそ、その中で「この人だ」と思える人に出会えるのです。
だからこそ、失った時の悲しみはとてつもなく大きいのです。
「無理をしない」ことが大切です。無理に忘れようと新しい恋を探さなくてもいい。頑張らないと心が折れそうになるからと仕事に逃げなくてもいい。時間をかけて育った愛なら、時間をかけて納得すればいいのです。

何が正しいかなんて答えなんかありません。自分に合った方法で心を満たしていきましょう。
いつか現れる運命の人の腕の中に、素直に飛び込めるように……。

2014.08.05

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記事を書いたのはこの人

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Written by 木村 比音(なお)

『愛』が人生のテーマ。 特技は本の世界に入り込むこと。 女の子は恋して夢みていい生き物なのです。 素敵女子目指して日々空想中。 写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子