ぶりっこよりもあざとい!? 「困り顔」で自分撮りをしてしまう3つの理由
うるっとした瞳に下がった眉尻。「困り顔」が流行り出してしばらく経ちますが、SNSでも雑誌でも、どこもかしこも困った顔をしている女子が後を絶ちませんよね。とはいえ、困った顔でぬいぐるみを抱きしめたり、髪をいじる素振りをしたりと、実際に本当に困っているわけではなさそう。それではいったいどうしてそんなにも困った顔をつくりたくなるのでしょうか?
今回は、ついつい「困り顔」で自分撮りをしたくなる3つの理由をご紹介します。
あひる口ぶりっこをカバーするため
「なんとかしてあげたい!」という庇護浴をくすぐる困り顔。きゅっと眉をよせた切なげで色っぽい表情が印象的なのではないでしょうか。ところで困り顔以前に「あひる口」が流行していました。目を見開いて唇をすぼめるアヒル口は、「ぶりっこ!」「あざとい!」と酷評されることも。よくよく見ると、困り顔もほんのり唇をすぼめた「アヒル口」。ですが、そんなぶりっこ具合を困った目元で上手にカバーするのが困り顔の特権です。
涙袋がきゅっと出る
困り顔はまぶたにきゅっと力をいれるため、真顔のときよりも涙袋が浮き出ます。涙袋は「ホルモンタンク」や「美人袋」と言われる、女性っぽさの象徴です。日本人の女の子の間では「涙袋メイク」なるものが流行ったり、ヒアルロン酸注入でプチ整形したりする人もいますよね。涙袋は「可愛い!」と言われるパーツのひとつのようです。
そんな「涙袋」は、笑ったときにも出てくるのですが、通常の笑い方では目が小さくなってしまうもの。「困り顔」は目を小さくすることなく、美人袋を浮き立だせることができるのがポイントです。
鼻を小さく見せることができる
さて、一度「困り顔」をつくってみてください。唇をきゅっとすぼめ、涙袋を浮き立だせるように力を入れると、自然と鼻の穴も縮まるのではないでしょうか? 「困り顔」は鼻をすぼめ、通常よりも小鼻に見せてくれます。団子鼻や鼻が大きくて悩んでいる女子にとって、気になるパーツを小さくカバーしてくれるのは嬉しいところです。
切なげな表情で眉をよせ、黒目を爛々と輝かせながら唇をわずかにとがらせながら、鼻をすぼめた「困り顔」。庇護浴をくすぐるうえにぶりっこにも見せず、そのくせ「かわいい!」といわれる、まさに究極の表情! 「ぶりっこだと思われたくないな……」「可愛くとりたいけど、笑顔には自信がない……」そんなふうに悩んでいる人たちは、ぜひ一度「困り顔」に挑戦して撮影してみるのはいかがでしょう?