言ってませんか?「この人は女として見なくていいんだ!」と思わせる危険なワード

2014.05.30

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性格が良くても、見た目に気をくばっていても、コレを言ったとたんに男性から異性として見られなくなり、恋愛対象から外れてしまう恐ろしいワードがあります。


「私ってもうオバちゃんだから」

もうアラサーだし、下には若い子がいっぱいいるし、いつまでも若いつもりでいると人から笑われる……。そんな気持ちから、自分で「もうオバちゃんだし」なんて言っていませんか? 筆者の知人にもいました。「もうオバちゃんだしついていけないよ」ひどいときには「何その話、オバちゃんにも言ってごらん」なんていう人が。
発した本人は本気で自分のことをオバちゃんだと思ってはいないのがよくわかるだけに、周囲も反応に困るワードです。だって、本当にコンプレックスになっていることって自虐のネタにはできないもの。「コンプレックスってなにかある?」と聞かれたところで、一番手のネタは口に出すことすらできず、「ほっぺが丸いところかな?」なんて答えるものです。

謙虚だなんて思われない

オバちゃん発言する人たちには「自分がまだ女として通用すること」に自信を持っているタイプが「そんなことないよー」と周囲に言わせるためにしているか、年齢が女の価値のすべてではないと思いつつも、気後れから自虐してしまうタイプの2パターンがあると思います。どちらにしても「そうだね」とスルーするわけにはいかず、フォローしなくてはならないのは周囲。「自分の現状をわきまえているんだ、謙虚な子だな!」などと人が思うわけもなく、「めんどくさい」と思われるもの。同い年くらいの女子集団の中でもしきりに「私、オバちゃんだから!」を繰り返す女に対しては「私たちも同じくらいなんだけど、みんなもオバちゃんだよってこと? 微妙……」などとイラつかれている場合も。

男子の態度が瞬時に変わる

そして、「自称オバちゃん発言」をした女に対して、よりシビアな反応を見せるのは男子。口では「そんなことないよ」などとフォローしてくれたとしても、一気に扱いが「本物のオバちゃんに対するそれ」に変わるのです。それまでは女子扱いだったのに、あからさまな下ネタを振られるなど、気遣いのない態度に変わります。彼らの中では「オバちゃんを自称する=女であることを諦めている」ということであり、それをわざわざ口に出す時点で「この人は自分と恋愛する気はないんだ! 女性として扱う必要がないんだ」という対象になってしまうのです。ついついはしゃいでしまい、「いつまでも若いつもりでいて痛々しい」と思われるリスクはあるかも知れませんが、自分の口で自分を「オバサン」と断言することを「女を引退した宣言」と男子が受け取る確率の方がずっと上です。

「私はもうオバちゃんだから」イタいと思われたくない、「そんなことないよ」と言ってもらいたい……。自分を守ったり、自信を持たせてほしくて言ったとしても、周囲を気まずい空気にしたり、本当に女として見られなくさせてしまう危険なワード。明日からと言わず今日から、二度と言わない覚悟をしてもいいかも知れません。

2014.05.30

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記事を書いたのはこの人

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Written by 中野亜希

東京在住のフリーライター。 音楽・読書・写真・わんこ・お酒が好き。 ツイッター:@752019