強すぎる願望はかえって結婚を遠ざけているかも? 彼がプロポーズしたくない理由とは?

2014.03.04

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長年付き合っているのに、私だってもういい年なのに……。それでも彼の口からの「結婚しよう」がないと、不安になって彼を問いつめたくなることもあるかも。そこで関係の詰め方を間違うと、その先に待つのは結婚どころか別れであることも。愛情は持っていてもプロポーズしてこない男にも、彼らなりの理由がありました。


彼だって結婚したくないわけじゃない?

結婚を言い出さない彼を相手に「結婚したいオーラを出す」「二人の将来の話をよくする」「必要もないのに親に会わせたがる」などの重めの行動を取っていませんか? でも、頼れる男ほど経済状況や仕事、結婚後の二人の生活に自信が持てないうちに結婚を切りだすことは少ないです。結婚が最上の愛情表現だと考えていて「結婚しよう☆」とすぐ言い出すタイプもいますが、単に想像力に欠ける人だったケースも少なくありません。
また「すべてに納得してから結婚したい」というタイプも少なくはなく、この場合の「納得」には「気が済むまで自由でいたい。好きなだけ遊んでから結婚したい」という意味が含まれていることも。これは彼が不真面目だからではなく、「気が済まないと自分は動けない」とわかっているからこその結論でもあります。いつかは結婚したいとは確かに思っていても、それは今じゃない……男子にもそんな気持ちがあるのです。

「迷ったらやめる」男は慎重派

そんな彼が結婚に踏み切れる状態にないときに、彼女の方が結婚を意識し始め、匂わせ始めると、大きなプレッシャーになります。追い詰められた彼が選ぶのはたいていは結婚というポジティブな決断ではなく、別れです。無理に決断させても、彼の中で不満がくすぶり続けた結果、結局離婚してしまったというカップルも少なくありません。「何かに迷ったとき、女子は行動にGOを出し、男子はやめる」傾向があります。例えば「まあまあかな」レベルの人からの告白に、女子は「そのうち好きになるかもしれないから付き合ってみよう」、男子は「好きになれなかったら傷つけるし、今断ってしまおう」と考えますよね。無理なプレッシャーを感じた男子は逃げ出したくなることがあります。
男子にとって自分の自由を奪う存在は本能的に「敵」と認識されます。そうなると修復は難しいです。結婚に限らず重要なことほど、彼が自分で何かを決めるまで、無理に決断や選択をさせるべきではないでしょう。

計算なくストレートに接したい、私が策を講じなくても自然にプロポーズしてほしい! それは当然の願いですが、交際スタートも結婚も、デキル女子は男子のテンションを読んで、自分の言いたいセリフを言わせるスキルがあるもの。「一度手に入れた女を『もう一度手に入れたい!』と思わせるにはどうしたらいいか」研究してみることは決してズルいことではないと思います。願望をあらわにする以外にできることはなにか、考えてみませんか?

2014.03.04

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記事を書いたのはこの人

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Written by 中野亜希

東京在住のフリーライター。 音楽・読書・写真・わんこ・お酒が好き。 ツイッター:@752019