人生の修羅場を見てきた離婚弁護士だから語れる、結婚生活を維持するためのアドバイス

2014.02.07

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愛し合って結婚したふたりなのに、別れるとなると泥沼の争い……、というのはドラマだけでけでなく現実の話です。そして仕事とはいえ、その激しい修羅場を目の当たりにするのは離婚弁護士の方たち。数々のカップルたちの別れを目撃してきたからこそ、語れる結婚生活を守るアドバイスができるといいます。やや辛口なそんなアドバイスたちをご紹介しましょう!


1:努力なしに良好な関係を維持することは不可能です!

当たり前のことですが、結婚したからといって、相手がなんでも自分の要求を聞き入れてくれたり、どんな行動も許してくれるわけではありません。むしろ、結婚してから、「こんなはずじゃなかった!」と幻滅することも多いのです。そんなとき、相手ともっとコミュニケーションを図って、“私はこう思う、あなたにはこうしてほしい”と伝えられるか、また相手に自分を合わせあていけるか、そんな努力が欠かせません。努力もしないのに、不満ばかり募らせるのは、相手に対しても失礼です。

2:結婚生活の前に、自分自身をよーく見つめてみて

違う環境で育った赤の他人と結婚し、生活を共にするのは想像以上に大変なことです。結婚生活について考えるまえに、まず自分自身をよーく見つめてください。ちゃんと人を信頼できますか、自分の家族ときちんとした関係を築いているでしょうか、経済観念はしっかりしていますか、アルコールでも恋愛でも依存体質ではないですか、あるいは幼少時代にあったトラウマを抱え込んではいませんか? まず、自分のなかの問題を解決しないと、相手が誰であれ結婚生活を続けるのが難しいことがあります。

3:ケンカではなく“フェア”な話し合いができるかどうかが、決め手に!

問題があったとき、ひたすら相手のせいにしてケンカ腰になるのではなく、“フェア”な話し合いができるかどうか、結局それが結婚生活のカギを握ることになります。“フェア”とは、自分の話を一方的にするのではなく、相手の話にも耳を傾けること、怒鳴ったり、罵ったりせず、冷静に話し合えること、そしてどんなに話し合いがヒートアップしても相手へのリスペクトを失わないことが含まれます。お互い“フェア”であることを意識できていれば、問題の解決、あるいはそこまでいかなくても妥協点が見つかりやすくなります。
そして忘れないでいてほしいのは、パートナーは“敵”ではないということ。話し合いをベッドルームに持ち込むようなマネはやめましょう。ベッドでは甘い囁きやスキンシップで愛を確かめ合うようにするべきです。

2014.02.07

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。