女を数倍セクシーに見せるのはこの色! その秘められたパワーとは?
真っ赤な口紅や深紅のドレス、赤という色は女らしさをアピールする強烈なパワーを秘めていると言われています。ピンクは少女らしさ、可愛らしさが感じられますが、赤は主張のある強い色だけにより“女”を前面に押し出す力がたしかにあると思いませんか?
赤は女を魅力的に見せる最強カラーです
例えば、アメリカのある心理学の実験でもこの“赤”の持つパワーが実証されています。白、あるいはグリーンの服を着た女性と、赤い服を着た女性を男性たちに見てもらったところ、彼らが“セクシーで魅力的”と感じたのは揃って赤い服の女性だったと言うのです。
お化粧でも、口紅やチークは“赤み”を乗せることで女性の顔をより魅力的なものにしようと工夫を凝らします。赤い口紅をつけるだけで若く見える効果があるし、紅潮した頬はいかにも健康的なイメージをもたらします。元気で若い女、それは男性が配偶者として根源的に求めているものに他なりません。
なぜ赤にはそんなパワーがあるんでしょう?
赤が女性をより魅力的に、セクシーに見せる、そんなパワーはどこから来ているのでしょう? 突き詰めてみるとそれはもっとずっと生物的本能にまつわるものだと考えられます。
紅潮した頬
・血液中の酸素濃度が高い、つまり心臓が丈夫で健康である証拠
・生殖能力がピークを迎えているということを暗示
頬が赤らんでいるということにも、上記のような重大な意味が潜んでいるとロチェスター大学(アメリカ)の心理学者アンドリュー・J・エリオット氏は指摘しています。
そのため、この赤のパワーが効果的なのも若い女性だからこそだと言います。閉経期を迎え、妊娠する可能性がなくなってくると、赤という色が女性としての魅力を引き立ててくれる効果も衰えていくようです。
つまり赤からは生殖・繁栄ということが連想されるみたい。ちなみにインドでは花嫁の伝統的衣装は赤とされていますが、これも同じような連想や願いが込められていると言えるでしょう。
人間って賢いようでいて、実は無意識のうちにたくさんのことを判断している部分があるようです……。男性が女性の赤みのある顔やファッションに惹かれるのにもこんな思惑があったなんて、なかなか興味深いことだと思いませんか?