嘘? 本当? Hに関する都市伝説~前編
巷でまことしやかに語られる“Hに関する都市伝説”。「なんだか怪しいな~」なんてものから、「そんなの当たり前でしょ!」なんて常識のように信じられているものも。そこで今回は本当のところを解明すべく、「Hに関する都市伝説」の真実を探ってみます!
都市伝説:「結婚するとHの回数は減る」
“シングル”と聞くと「自由奔放なラブライフ」のイメージですが、“結婚10年目”と聞くと「SEXレス」なんて単語が浮かんできますよね。でも実際のところはどうなんでしょうか。年を重ねるごとに昔のような情熱的な恋愛とは縁遠くなって行き……、充実したラブライフは埃をかぶった思い出となってしまうのでしょうか……?
真実:
インディアナ大学が2010年に18歳から70代の女性に行った調査によると「半年以上Hしていない」と答えたのは18~24歳のシングル女性31.8%だったのに対し、同年代の既婚女性では11.8%に。シングル女性よりも既婚女性のほうがパートナーがいる分、たくさんHをしているよう。「若い夫婦なら……」と思うなかれ。この傾向は年齢と共にもっと顕著になっていき、30~39歳ではシングル女性の43.5%が「半年以上Hしていない」と回答したのに対し、既婚女性では6.5%に! みなさんSEXレスどころか、結婚後も充実したラブライフを送っているようです。
都市伝説:「危険日以外ならゴム無しでも大丈夫」
“危険日”と言えば、女性が特に妊娠しやすい排卵日前後のこと。この時期さえしっかり避妊していれば、ほかの日はちょっとくらいワイルドにHしちゃっても……大丈夫?
真実:
排卵後の卵子の寿命は6~24時間と言われますが、精子の寿命は数日、長ければ女性の体内で1週間以上生き残る場合もあるんだとか。短命な卵子に比べ、精子はとんでもなくタフなのです。そもそも排卵日自体、生理と違って自分で「この日!」と言い切れないものなので、大丈夫と思っていても、体の中でひっそりと生き延びている精子と出会ってしまうことも。「まさか!」なんてひやりとしないように、赤ちゃん待機組以外は危険日以外でもしっかりと避妊することが大切です。
都市伝説:「好きな人に胸を揉まれると大きくなる」
「彼に胸を揉んでもらうと、大きくなるらしいよ!」なんて女子高生が喜んで話しそうな都市伝説。「本当に好きな人じゃないとダメらしい」「自分で揉んでも意味がないらしい」などいろいろな説がありますが……。
真実:
科学的にはなんの根拠もないようです。“揉む”ことに関しては入浴中や入浴後にクリームやオイルをつけて“乳腺マッサージ”なるものをすると血行がよくなり、リンパの流れも整って胸が大きくなる! なんて情報も。また、恋愛をして心がときめけば女性ホルモンの働きが活発になるので、その影響でバストサイズにも変化があると言われています。つまり大好きな彼と入浴中に乳腺マッサージをしてもらえば、本当に大きくなっちゃうかも?
▽ 後編につづく