結婚生活52年のベテラン! イギリス女性作家が語る、幸せな結婚生活を送るアドバイス!

2013.12.24

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結婚生活がけっして甘いことばかりでないことは、皆さんもご存じのはず。たとえ一生の愛を誓ったとしても、ヒトは常に変わり続ける生き物だし、相手の嫌な部分がだんだん見えてくるようになりある日突然耐えられなくなった……、なんてことだってあるのです。
そんなリスクがあっても、やはり人生を共にするパートナーが欲しい、そして愛し合いながら一緒に年をとっていきたいという方に、イギリスの女性作家ジリー・クーパーさんのアドバイスをご紹介したいと思います。52年におよぶ結婚生活から導き出されたそのアドバイスには、なかなか説得力がありますよ!


アドバイス1:家事を100%完璧にこなす必要はない、とくに共働き家庭では……

新婚のときほど、家事も完璧にこなして理想の奥さんを目指そう! という意識が強くなりがち。でも現代は共働き家庭も多く、夕方夫より早く帰って、家事も完璧にこなそうとするのは想像以上に大変だし、ハードルを高く設定するとストレスもたまりがち。そうなると夫にも寛容でいられなくなりますよね。家事はほどほどでもOK、それよりも夫婦ふたりでゆっくり寛げる時間のほうがよほど大事です。

アドバイス2:相手のイヤなクセや習慣、これはお互いさまです!

一緒に生活する時間が長くなってくると、本当に小さなことが気になってくるものです。たとえば、夫の食べ方、しゃべる時のくせ、寝相、一回気になるとなかなか頭から離れなくなって、イライラしがち。でも、人間お互いさま。夫の側だってきっと気になっていることがあるはずです。だから、そこはお互いさまと割り切るのが一番。
ある精神科医は、「結婚生活でお互いのクセや習慣にイライラすることも当初はあるでしょう。でも年が経ってみると、それがその人にとって最も愛すべき特徴となっていることがあるのですよ」と語っています。

アドバイス3:夫婦ゲンカをしても、最後は“笑い”で終了

夫婦であれば、時にケンカだってします。でもお互い言いたいことをぶつけあったら、きちんと謝ることを忘れないで。意固地になっては、仲直りのタイミングを逃すだけです。そしてなによりも、ケンカや険悪なシーンこそ、ユーモアを発揮し、最後は“笑い”で終わらせるようにしましょう。

アドバイス4:セックスは結婚生活の基盤と心得よ

結婚生活とセックスは切り離せない関係です。パートナーとして、身も心も愛し合うためにセックスは欠かせません。育児、疲れ、ストレスを口実に、セックスレスに陥らないようふたりで努力することが大事です。そのためにはお互い正直に、自分の感情を伝えあいましょう。ウソやフリが入ると、セックスは楽しめなくなるからです。そして、うまくいっている結婚生活なら、セックスは年々より良くなってくるというということも覚えておいて。

アドバイス5:子どもは一時、でも夫とは一生連れ添っていく相手。だから夫を最優先すべし!

結婚して、子どももできると子供中心の生活になる、それが当たり前というふうになっていくと、夫をどうしても後回しにしがち。そこから夫が浮気したり、家庭に望みを失ったりする亀裂が出てきやすくなります。子どもも最初の数年は手がかかりますが、成長し、やがて巣立っていくもの。でも夫とは年をとっても一緒に生きていく“パートナー”です。ですから、やはり優先順位は夫が一番。家庭の基盤はやはり円満な夫婦関係にこそあるものです。

参考記事:After 52 years together, Jilly Cooper's husband Leo died last week. Here's her uproarious guide to a happy marriage

2013.12.24

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。