晩婚化した現代…今の男性が求める結婚したい女性像とは？

平均結婚年齢が年々上昇傾向にある現代。20代で結婚する女性は少なくなったといいます。今や結婚＝リスクと考える男性も多いのだとか。正直言うなら、彼に早くプロポーズされて、憧れの幸せな家庭を手に入れたいもの。そんな今、世の男性が結婚相手に求める条件とはいったい……？

男性の結婚観って！？

厚生労働省の「結婚と出産に関する全国調査(出生動向基本調査)」によると、今から約26年前の1987年の調査結果は、結婚観の1位に「精神的安らぎの場が得られる」、2位「社会的信用や対等な関係が得られる」、3位「子供や家庭を持てる」という結果が。
そして最近の2010年の調査結果によると、結婚観の1位「子供や家庭が作れる」、2位「精神的の安らぎが得られる」、3位「親や周囲の期待に応えられる」という結果。
そしてこれ以外にも現代男性が求めているのは、「経済的余裕が持てる」という項目があがっており、1987年代の男性が求めていた「生活上便利になる(家事など)」という項目がガクンと減っていました。

ここから考えられるのは、少し前の男性は、男は結婚して一人前、女は家庭を支える！ という考えに対し、ストレス社会とも言われている現代では、精神的安らぎを求めている男性が多く、独身男性も増えて家事もできる男性が増えてきたことから、結婚したら生活(家事)が楽になるというメリットは薄くなっているよう。

妻にするなら○○な人！

女性誌『AneCan』でも『妻にしたい条件とは？』という特集がありました。そこには1位「仕事や生き甲斐を持っている」、2位「パートナーに依存しない」、3位「包容力がありホッとさせてくれる」という結果が。
お互いが充実して楽しく生きたいという思いからか、結婚したからといってあまり家庭や夫に依存はしてもらいたくない結果に。そして、パートナーに心(精神面)の安らぎを与えられる女性はいつの時代でも魅力的のよう。意外にも、結婚にメリットを感じなくなってきている男性が多いことに驚きです。

この結果から理想の妻は経済的に自立していて、家庭や夫以外にも居場所や楽しみがあって、一緒にいて疲れない人！ この結果は私的には行動・活動力があって明るいやさしい女性というイメージがありますが、これは草食系男子が増えているという時代の結果なのでしょうか？　昔とは違い、現代男性の結婚したい女性は、掃除ができる・料理が美味しいという家庭的よりも、何かをそっと包み込むやさしさや包容力のほうが男性はうんと魅力を感じるようですよ。

結婚に憧れを寄せる女性は、自分の内側から湧き出るやさしさや包容力を磨いてはいかがでしょうか？