年齢とともにHを楽しめるようになるって本当？？

セックスを楽しむならやっぱり若いうち、と思っていませんか？でも実際のところ、年をとるほどにセックスを楽しめるようになるという人もけっこう多いようです。
男性の側からみると、若いころは彼女を喜ばせよう、男としての魅力をみせよう、と自意識過剰な傾向がありますが、30を過ぎたころから肩の力が抜け、もっとリラックスして臨めるようになるといいます。
また女性のほうも、セクシャルな気分になったり、オーガズムに達する能力は年齢とともに向上することが、海外の調査でも明らかになっています。実際、アラフォー年代の女性のほうが若い女性より、オーガズムを経験する回数が多いとも言われています。

女性が“キモチいい”と感じるためには、ある程度場数を踏んで経験値を上げることが大切、つまり年を重ねることが必要ということでしょう。

信頼できるパートナーとの関係が大切

若いときはいろんな相手とセックスすることに楽しみや興奮を覚えていても、年齢を重ねれば、結婚相手、あるいは長期的に安定した恋愛関係にあるパートナーとのセックスが増えてきます。お互いの愛情と信頼感がベースにあれば、性衝動だけではない、もっと精神的に充実度の深いセックスをじっくりと楽しめるようになります。これはアメリカのリサーチでも、“もっとも充実感のあるセックスは、男女ともに結婚相手あるいは長い間付き合っている恋人と行うセックスである”ことが示唆されていることでも明らかです。

恋愛カウンセラーのジュリア・コールズさんも、“刺激的なセックスとは見知らぬ相手と一夜限りの関係をもつことだ、というのは幻想に過ぎません。もっとも喜びの深いセックスは、信頼できるパートナーとの間に成立します”と語っています。

いつもおなじ相手と決まったセックス、結婚もいずれ倦怠期が訪れてどんなカップルも似たり寄ったりなもの、、、そんなふうにシニカルに考えるのをまず止めてみましょう。そして、パートナーとの絆をもっと深めることに重点を置いてみませんか？長い付き合いのなかで知り抜いているからこそ、もっと深く愛し合える、心も体も満たされるセックスが可能なのだということをぜひ実証してみてください。

参考記事:Does sex get better with age?